特許
J-GLOBAL ID:201103076428929900

吸着式冷凍装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-161798
公開番号(公開出願番号):特開平3-025259
出願日: 1989年06月22日
公開日(公表日): 1991年02月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】気相と液相の間で相変化する作動媒体(W)を充填してなる複数の密閉容器(1A,1B,1C・・・)のそれぞれの中に、冷却用流体または加熱用流体の供給を受け、冷却用流体受給時には前記作動媒体(W)を吸着する一方加熱用流体受給時には前記作動媒体(W)を放出する作用をする吸着剤付熱交換器(2A,2B,2C・・・)と、該吸着剤付熱交換器(2A,2B,2C・・・)による作動媒体(W)の吸着・放出にともなって該作動媒体(W)との間で熱交換を行いそれによって該作動媒体(W)に蒸発又は凝縮作用を生ぜしめる作用をする作動媒体用熱交換器(3A,3B,3C・・・)とを設置する一方、前記各密閉容器(1A,1B,1C・・・)外には、前記各作動媒体用熱交換器(3A,3B,3C・・・)に接続されて前記作動媒体(W)の蒸発作用時の冷熱を利用すべく被冷却用流体(F6)を供給する冷熱利用機器(6)と、同じく各作動媒体用熱交換器(3A,3B,3C・・・)に接続されて前記作動媒体(W)の凝縮作用時に凝縮用流体(F7)を供給する凝縮用流体供給源(7)を設けるとともに、さらに前記各吸着剤付熱交換器(2A,2B,2C・・・)にこれを相互に直列に接続する一方、前記各作動媒体用熱交換器(3A,3B,3C・・・)はこれを相互に直列に、又はそれぞれ個別に、前記冷熱利用機器(6)又は凝縮用流体供給源(7)に選択的に接続し得るようにし、しかもこれらの作動媒体用熱交換器(3A,3B,3C・・・)は、同一容器(1A,1B,1C・・・)内にある各吸着剤付熱交換器(2A,2B,2C・・・)において実際に生じる作動媒体(W)の吸着又は放出作用に対応して、その実際の吸着作用時には前記冷熱利用機器(6)に、又その実際の放出作用時には凝縮用流体供給源(7)に接続されるように、それぞれの作動媒体用熱交換器(3A,3B,3C・・・)が相互に時間差をもって前記冷熱利用機器(6)又は凝縮用流体供給源(7)に接続されるようにしたことを特徴とする吸着式冷凍装置の運転方法。
IPC (1件):
F25B 17/08 E

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