特許
J-GLOBAL ID:201103076450735051

衛生廃棄管システムの空気流入許容弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼波 知明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-597506
特許番号:特許第4280425号
出願日: 2000年02月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】 衛生廃棄管システムに接続され、システムの水溜めを保護し、システムから大気への汚染された空気の排出を防ぐために、システム内の減圧に応じて大気が弁機能要素に向かい廃棄管に流入することを許容する空気流入許容弁であって、 弁本体(10)を備え、この弁本体(10)は、 上記廃棄管に接続するように設けられ、上部(13)が上に向かって内側に先細になっていて横断面が上端で減少している垂直管状部材(12)と、 上記管状部材の内部空間から上記弁機能要素(24、34、64)に向かう少なくとも2本の通路(14)と、 上記上部に被さり上記管状部材(12)の上端(13)よりも上へ間隔をあけてある上壁を有する蓋部材(40、50)と、 上記管状部材(12)の上端(13)と上記蓋部材(40、50)の上壁との間に配置され、上記管状部材(12)の上端付近を通る水平面の水準(H)に配置されたシール面を有する弁座(24)に支えられ、この弁座から上方へ自由に移動できる弁部材(34、64)と、 上記廃棄管の圧力が大気圧と等しいかそれを超えたときに上記弁部材(34、64)を閉じ、上記廃棄管の圧力が大気圧よりも下がったときに上記廃棄管への大気の空気流通路をつくるために上記弁部材(34、64)を開くように、上記弁部材(34、64)の上面が上記通路(14)を通じて上記廃棄管システムに通じる間に、上記弁部材(34、64)の下面に通じる少なくとも2本の大気流入開口(30)とを備え、 上記弁部材(34、64)が上記弁座(24)から上に向いて移動されたときの上記開弁機能要素(24、34、64)の上記弁座(24)と上記弁部材(34、64)との間を通る空気流通路の総面積が、上記空気流入開口(30)の総面積にほぼ等しく、 上記弁本体(10)が、長円形の椀形ハウジング(20)と、この椀形ハウジング(20)の内部を相互に対向し直交して配置された第1の室の対(18)と第2の室の対(19)とに小分けする仕切り(26)とを備え、上記第1の室の対(18)は上記ハウジング(20)の上記開口(30)を介して周囲の大気に通じており、上記第2の室の対(19)は上記管状部材(12)の上部円錐部(13)の上記通路(14)を介して上記下部管状部材(12)及び廃棄管システムに通じており、 上記弁機能要素は、上記弁座(24)と、対応する上記弁部材(34、64)とを備え、上記長円形の弁本体(20)の長手方向に沿って位置してほぼ蝶形のシール面を有している空気流入許容弁。
IPC (3件):
F16K 24/06 ( 200 6.01) ,  E03C 1/122 ( 200 6.01) ,  E03C 1/295 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16K 24/06 C ,  E03C 1/122 A ,  E03C 1/295

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