特許
J-GLOBAL ID:201103076460271746

有機金属錯体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  大内 秀治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-046679
公開番号(公開出願番号):特開2011-178749
出願日: 2010年03月03日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】高純度であり且つ結晶性が高く、室温近傍の温度域における水素の貯蔵量・放出量が比較的大きな有機金属錯体を得る。【解決手段】有機金属錯体である[Cu2(ピリジン-3,5-ジカルボキシラート)2]nは、好ましくは、原料成分を溶媒に溶解して溶液を得る第1工程と、前記溶液に対して酢酸又はギ酸を添加する第2工程と、前記溶液を50〜140°Cで24〜168時間加熱して反応生成物を得る第3工程と、前記反応生成物を精製する第4工程と、精製された前記反応生成物からゲスト分子を除去する第5工程とを経ることで得られる。第4工程では、酢酸を溶媒に添加した浸漬用溶液に反応生成物が浸漬され、さらに、浸漬用溶液に対して超音波が印加される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
繰り返し単位であるCu2(ピリジン-3,5-ジカルボキシラート)2が複数個互いに結合して形成され、その組成式が[Cu2(ピリジン-3,5-ジカルボキシラート)2]nで表される有機金属錯体の製造方法であって、 酢酸銅一水和物又は酢酸銅無水物と、ピリジン-3,5-ジカルボン酸とを溶媒に溶解して原料溶液を得る工程と、 前記原料溶液を50〜140°Cで24〜168時間加熱することによって、酢酸銅一水和物又は酢酸銅無水物と、ピリジン-3,5-ジカルボン酸との反応生成物を得る工程と、 溶媒に酢酸が添加されることで調製された浸漬用溶液に前記反応生成物を浸漬し、さらに、前記浸漬用溶液に超音波を印加して前記反応生成物から不純物相を除去することによって前記反応生成物を精製する工程と、 精製された前記反応生成物からゲスト分子を除去する工程と、 を有することを特徴とする有機金属錯体の製造方法。
IPC (3件):
C07D 213/79 ,  B01J 20/22 ,  B01J 20/30
FI (3件):
C07D213/79 ,  B01J20/22 A ,  B01J20/30
Fターム (32件):
4C055AA01 ,  4C055BA01 ,  4C055CA03 ,  4C055CA57 ,  4C055DA01 ,  4C055FA01 ,  4C055GA02 ,  4G066AB07A ,  4G066AB07B ,  4G066AB07D ,  4G066AB12A ,  4G066AB12B ,  4G066AB24A ,  4G066AB24B ,  4G066CA38 ,  4G066DA01 ,  4G066FA03 ,  4G066FA11 ,  4G066FA21 ,  4G066FA31 ,  4G066FA33 ,  4G066FA34 ,  4G066FA38 ,  4H048AA02 ,  4H048AB90 ,  4H048BA91 ,  4H048BB12 ,  4H048BB17 ,  4H048BB20 ,  4H048BB61 ,  4H048BC10 ,  4H048BC19

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