特許
J-GLOBAL ID:201103076860789582
コンテキスト切替装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-080224
公開番号(公開出願番号):特開2001-265608
特許番号:特許第4147717号
出願日: 2000年03月22日
公開日(公表日): 2001年09月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数のタスク処理が順次実行されるマルチタスク処理に用いられ、前記各々のタスク処理を実行するマイクロコンピュータが使用する複数のコンテキストを、順次切替えるコンテキスト切替装置において、
前記マイクロコンピュータが使用する前記コンテキストを格納する複数のレジスタからなる処理用レジスタセットと、該処理用レジスタセットと同一構造を有し、該処理用レジスタセットに格納されたコンテキストとバンク切り替えにより切り替えられるコンテキストを格納する複数のレジスタからなる退避/復帰用レジスタセットとにより構成されたレジスタファイルと、
前記複数のタスク処理の各々に対応したコンテキストを、各タスク処理毎に設定した所定の記憶領域にそれぞれ格納するコンテキスト記憶手段と、
前記処理用レジスタセットと前記退避/復帰用レジスタセットとの間のバンク切替えをレジスタ単位で実行することにより、前記マイクロコンピュータによりアクセスされるコンテキストを切替えると共に、前記退避/復帰用レジスタセット内において前記マイクロコンピュータにより使用されなくなったコンテキストを、前記コンテキスト記憶手段にレジスタ単位で退避させ、その後前記マイクロコンピュータにより使用されるコンテキストを、前記コンテキスト記憶手段からレジスタ単位で取り出して前記退避復帰用レジスタセットに復帰させる退避/復帰手段と、
前記処理用レジスタセット内において前記マイクロコンピュータにより更新されたコンテキストが格納されたレジスタを監視するアクセス監視手段と、
前記レジスタファイル内の各レジスタに格納されたコンテキストのタスク情報を記憶するタスク記憶手段と、
を備え、
前記退避/復帰手段は、
前記退避/復帰用レジスタセットの各レジスタに格納されたコンテキストを退避させるに際し、前記タスク記憶手段に記憶された前記各レジスタのタスク情報を参照して該コンテキストの前記コンテキスト記憶手段における退避先を検索し、前記処理用レジスタセット側で前記アクセス監視手段によりコンテキストの更新が認められたレジスタに対応する前記退避/復帰用レジスタセット側のレジスタ内のコンテキストを退避させ、
該コンテキストの退避中に、新たなコンテキストの切替要求が発生した場合には、前記処理用レジスタセット側で前記アクセス監視手段によりコンテキストの更新が認めらなかったレジスタをバンク切替えすることにより、前記退避/復帰用レジスタセット側にコンテキストの退避が不要なレジスタを集約し、
その後、該退避/復帰用レジスタセットに対し、次に実行されるタスクに対応した全てのコンテキストを復帰させることを特徴とするコンテキスト切替装置。
IPC (1件):
FI (2件):
G06F 9/46 455 A
, G06F 9/46 455 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開平3-266126
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マイクロコンピュータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-166443
出願人:松下電器産業株式会社
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特開昭63-080332
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特開平4-264625
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特開昭58-225443
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