特許
J-GLOBAL ID:201103077479002572

数値的シミュレーションを用いるシートメタル成形不具合の予測する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-114749
公開番号(公開出願番号):特開2011-245554
出願日: 2011年05月23日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】数値的シミュレーション(例えば有限要素解析法)を用いて、シートメタル成形不具合を予測するシステムおよび方法を開示する。【解決手段】FEAモデルが特定のシートメタル成形プロセスに対して定義される。対象物シートメタルが複数のシェルエレメントによってモデル化される。さらに、変形経路依存の成形限界線図(FLD)が経路独立のFLDに変換される。シートメタル形成プロセスの時間進行シミュレーションがFEAモデルを用いて行われる。各ソリューションサイクルにおいては、シェルエレメントの各積分点における同等な歪みが、経路独立のFLDの対応する成形限度歪み値と照合される。同等な歪みと成形限度歪みとの比が、成形性インデックスとして定義される。各シェルエレメントの成形性インデックスの時間履歴が、ファイルへ保存され、ユーザの命令に応じてモニタに表示される。特定のエレメントの成形性インデックスが1以上に達する場合、局所的くびれが予測される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
コンピュータシステムにおいて実行されるシートメタル成形プロセスの時間進行シミュレーションにおいて不具合を予測する方法であって、 前記コンピュータシステムにインストールされるアプリケーションモジュールによって、所望の部品へと成形される対象物シートメタルを表す複数のシェルエレメントを有する有限要素解析法(FEA)モデルを定義するステップと、 前記アプリケーションモジュールによって、前記対象物シートメタルに対する経路依存の成形限界線図(FLD)を経路独立のFLDへ変換するステップと、 前記アプリケーションモジュールによって、前記所望の部品へ前記対象物シートメタルを成形するシートメタル成形プロセス全体の時間進行シミュレーションをコンピュータシステムにおいて行うことによって、前記シェルエレメントの同等な歪みと対応する歪み比とを取得するステップと、 前記アプリケーションモジュールによって、瞬間変形流れ方向(instant deformation flow direction)における前記同等な歪みと対応する成形限度歪み値とを用いて、前記それぞれシェルエレメントの積分点の成形性インデックス時間履歴を編集するステップであって、前記それぞれのエレメントは少なくとも1つの積分点を含んでいるステップと、 前記アプリケーションモジュールによって、前記成形性インデックス時間履歴のすべての値が1未満である場合、メタル成形プロセスの状況が正常であると判断するステップと、 を備える方法。
IPC (2件):
B21D 22/00 ,  G06F 17/50
FI (3件):
B21D22/00 ,  G06F17/50 680C ,  G06F17/50 612H
Fターム (2件):
5B046AA05 ,  5B046JA07

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