特許
J-GLOBAL ID:201103077799763768

アンテナ制御装置および制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英介
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-058744
公開番号(公開出願番号):特開2002-261527
特許番号:特許第3419767号
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2002年09月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 同一平面上で平行かつ非対向に配置され、同一方向に沿った軸C1、C2をそれぞれ有する第1の腕木および第2の腕木と、前記第1の腕木に支持されるとともに、その指向性が、前記軸C1に対して任意の方向に向かう第1のアンテナと、前記第2の腕木に支持されるとともに、その指向性が、前記軸C2に対して任意の方向に向かう第2のアンテナと、前記第1のアンテナを、前記軸C1を中心に回転させるための第1の回転機構と、前記第2のアンテナを、前記軸C2を中心に回転させるための第2の回転機構と、前記第1の腕木および前記第2の腕木に共通の腕木仰角調整機構と、前記第1の腕木および前記第2の腕木に共通の腕木方位角調整機構とからなる位置情報が既知であるアンテナ装置と、位置情報または運行情報が既知である2つの通信目標T1、T2とを備え、前記アンテナ装置と前記通信目標との組み合わせにより構成される通信システムに用いるアンテナ制御装置において、前記第1の回転機構の回転角度を検出するための第1の回転角度検出手段と、前記第1の回転機構を制御するための第1の回転機構制御手段と、前記第2の回転機構の回転角度を検出するための第2の回転角度検出手段と、前記第2の回転機構を制御するための第2の回転機構制御手段と、前記腕木仰角調整機構の仰角を検出するための仰角検出手段と、前記腕木仰角調整機構を制御するための腕木仰角調整機構制御手段と、前記腕木方位角調整機構の方位角を検出するための方位角検出手段と、前記腕木方位角調整機構を制御するための腕木方位角調整機構制御手段と、前記アンテナ装置における緯度、経度および高度からなる設置位置と、前記2つの通信目標T1およびT2の位置情報とに基づいて、前記2つの通信目標T1およびT2と前記アンテナ装置との設置位置を結んでなる三角形を含む平面Pを算出するための手段Dと、前記手段Dにおける算出結果に基づいて、前記第1の腕木および前記第2の腕木が、前記平面Pと直交する仰角φを算出するための手段E1と、前記手段Dにおける算出結果に基づいて、前記第1の腕木および前記第2の腕木が、前記平面Pと直交する方位角θを算出するための手段E2と、前記仰角検出手段により検出された現在の前記第1の腕木および前記第2の腕木の仰角と、前記手段E1の算出結果とに基づいて、前記第1の腕木および前記第2の腕木が仰角φをなすように、前記軸C1および前記軸C2に直交する軸Bにおける必要な回転角度RBを算出するための手段F1と、前記方位角検出手段により検出された現在の前記第1の腕木および前記第2の腕木の方位角と、前記手段E2の算出結果とに基づいて、前記第1の腕木および前記第2の腕木の方向が方位角θをなすように、前記軸C1および前記軸C2に直交するとともに、前記軸Bに直交する軸Aにおける必要な回転角度RAを算出するための手段F2と、前記第1の腕木および前記第2の腕木の方向を、仰角φおよび方位角θとした場合に、前記第1のアンテナを、前記通信目標T1に対向させるために前記軸C1における必要な回転角度RC1を算出するための手段F3と、前記第1の腕木および前記第2の腕木の方向を、仰角φおよび方位角θとした場合に、前記第2のアンテナを、前記通信目標T2に対向させるために前記軸C2における必要な回転角度RC2を算出するための手段F4と、を備え、前記手段F1、F2、F3およびF4の算出結果に基づいて、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナが各々前記通信目標T1およびT2の方向に向くように、前記仰角調整機構、前記方位角調整機構、前記第1の回転機構および前記第2の回転機構を制御することを特徴とするアンテナ制御装置。
IPC (1件):
H01Q 3/08
FI (1件):
H01Q 3/08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • アンテナシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-036780   出願人:シャープ株式会社
  • 固定地球局
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-078170   出願人:国際電信電話株式会社

前のページに戻る