特許
J-GLOBAL ID:201103077853139587

回転電機用電機子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 北村 修一郎 ,  東 邦彦 ,  三宅 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-056346
公開番号(公開出願番号):特開2011-193600
出願日: 2010年03月12日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】スロット内の径方向の導体本数を奇数にすることが可能であり、回転電機の要求特性に応じてコイルの巻数(ターン数)を任意に設定することが容易な設計自由度が高い回転電機用電機子を実現する。【解決手段】コイル20は、複数の互いに異なる相の相コイルを備え、同層配置セグメント導体40aは、導体辺部がスロット底面3aに隣接して配置され、各相コイルの同層配置セグメント導体40aの渡り部一方部分52aは、各相コイルの同層配置セグメント導体40aの渡り部他方部分52bに対して径方向R反界磁側にオフセットするオフセット領域90を備えるとともに、当該オフセット領域90で他相の相コイルにおける同層配置セグメント導体40aの渡り部他方部分52bに対して周方向Cに重複して配置されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
円筒状のコア基準面の軸方向に延びるスロットが当該コア基準面の周方向に複数分散配置されてなる電機子コアと、前記電機子コアに巻装されるコイルと、を備え、界磁に対して前記コア基準面の径方向に対向配置されて当該界磁とともに回転電機を構成する回転電機用電機子であって、 前記コイルは、複数の互いに異なる相の相コイルを備え、各相コイルは複数のセグメント導体を接合して構成され、 前記セグメント導体は、互いに異なる前記スロット内にそれぞれ配置される一対の導体辺部と、前記電機子コアの軸方向外側において前記一対の導体辺部の一端同士を接続する連続渡り部と、前記一対の導体辺部のそれぞれの他端から前記電機子コアの軸方向外側に延出する一対の延出部と、を連続導体で形成してなり、 前記コア基準面の径方向における前記界磁側を径方向界磁側とするとともに前記界磁とは反対側を径方向反界磁側として、前記スロットは、前記径方向反界磁側の壁面であるスロット底面を有し、 前記セグメント導体のそれぞれの前記連続渡り部における周方向中間位置よりも周方向一方側部分を渡り部一方部分、周方向他方側部分を渡り部他方部分とし、 前記一対の導体辺部が異なる前記スロット内において互いに同じ径方向位置に配置される前記セグメント導体を同層配置セグメント導体とし、 前記同層配置セグメント導体は、前記導体辺部が前記スロット底面に隣接して配置され、 前記各相コイルの前記同層配置セグメント導体の前記渡り部一方部分は、前記各相コイルの前記同層配置セグメント導体の前記渡り部他方部分に対して径方向反界磁側にオフセットするオフセット領域を備えるとともに、当該オフセット領域で他相の前記相コイルにおける前記同層配置セグメント導体の前記渡り部他方部分に対して周方向に重複して配置されている回転電機用電機子。
IPC (2件):
H02K 3/04 ,  H02K 3/12
FI (2件):
H02K3/04 E ,  H02K3/12
Fターム (11件):
5H603AA09 ,  5H603BB07 ,  5H603BB12 ,  5H603CA01 ,  5H603CA05 ,  5H603CB02 ,  5H603CB18 ,  5H603CC02 ,  5H603CD02 ,  5H603CD06 ,  5H603CD22

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