特許
J-GLOBAL ID:201103077915459079

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-151769
公開番号(公開出願番号):特開2011-007272
出願日: 2009年06月26日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】密封性能の向上を図ると共に、シールの兼用化による低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】軸受シール8が、外方部材5の端部内周に内嵌される芯金12、およびこの芯金12の嵌合部に回り込んで一体に加硫接着されたシール部材13からなり、このシール部材13が径方向に傾斜して延び、車輪取付フランジ6の基部6cに軸方向シメシロを介して摺接されるサイドリップ13a、13bを有すると共に、外方部材5の端部内周に嵌合される円筒部20aと、これから径方向外方に延びる立板部31aと、これに接合され、外方部材5の端部外周よりも径方向外方に突出する弾性部材31bからなる堰部材31が配設され、弾性部材31bを車輪取付フランジ6の側面6cに僅かな軸方向すきまを介して対向させ、側面6cと外方部材5の端面および軸受シール8によって密封されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、 一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周にこの車輪取付フランジから軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入され、前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された少なくとも一つの内輪からなる内方部材と、 この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、 前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着された軸受シールとを備えた車輪用軸受装置において、 前記軸受シールが、前記外方部材の端部内周に内嵌される芯金、およびこの芯金の嵌合部に回り込んで一体に加硫接着されたシール部材からなり、このシール部材が径方向に傾斜して延びるサイドリップとラジアルリップとを一体に有すると共に、前記外方部材のアウター側の端部に円環状の堰部材が設けられ、この堰部材を前記車輪取付フランジのインナー側の側面に僅かな軸方向すきまを介して対向させ、当該側面と前記外方部材の端面および前記軸受シールによって密封されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (5件):
F16C 33/78 ,  B60B 35/02 ,  B60B 35/14 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18
FI (7件):
F16C33/78 Z ,  B60B35/02 Z ,  B60B35/14 U ,  B60B35/18 B ,  B60B35/18 C ,  B60B35/18 Z ,  F16C19/18
Fターム (14件):
3J016AA01 ,  3J016BB03 ,  3J016BB16 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02 ,  3J016CA03 ,  3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA73 ,  3J701FA31 ,  3J701GA03

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