特許
J-GLOBAL ID:201103078479025650

スピニング加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  大内 秀治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-234520
公開番号(公開出願番号):特開2011-036912
出願日: 2009年10月08日
公開日(公表日): 2011年02月24日
要約:
【課題】円筒状ワークに対してスピニング加工でしごき成形を行う際、前記円筒状ワークにおける延伸された部位の肉厚を確保する。【解決手段】円筒状ワークである円筒体10を、加工途中に移動しないようにした状態で金型14に装着する。例えば、該円筒体10の一端部のみをクランプし、他端部はクランプしない自由端とする。なお、金型14としては、第1傾斜部26、加工部40、第2傾斜部36を有するものを用いる。円筒体10を成形する際、クランプされていない(自由端である)端部側に近接する第1傾斜部26に対応する部位から成形を開始し、次に、第2傾斜部36に対応する部位、加工部40に対応する部位に対する成形を順不同で行う。必要に応じ、最後に、第1傾斜部26に対応する部位をしごいてその肉を延伸させる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
円筒状ワークの側壁部にローラ型を当接させることで該円筒状ワークの径方向に沿って陥没する凹部を形成するスピニング加工方法であって、 直径が一定であり且つ互いに離間した第1等径部及び第2等径部と、前記第1等径部に連なり且つ該第1等径部から離間するに従ってテーパ状に縮径する第1傾斜部と、前記第2等径部に接近するに従ってテーパ状に拡径し且つ該第2等径部に連なる第2傾斜部と、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との間に介在して径が一定である加工部とを有するとともに、前記円筒状ワークが前記第1傾斜部から前記第2傾斜部に向かって移動することを妨げるワーク移動防止手段が設けられた金型に前記円筒状ワークを装着する装着工程と、 前記ローラ型を前記円筒状ワークにおける前記第1傾斜部に対応する部位に押接して該第1傾斜部から前記第2傾斜部側へ変位させることで、該部位を前記第1傾斜部の形状に倣って成形する第1成形工程と、 前記ローラ型を前記円筒状ワークにおける前記第2傾斜部に対応する部位に押接して該第2傾斜部から前記第1傾斜部側へ変位させることで、該部位を前記第2傾斜部の形状に倣って成形する第2成形工程と、 前記ローラ型を前記円筒状ワークにおける前記加工部に対応する部位に押接して変位させることで、該部位を前記加工部の形状に倣って成形するとともに、該部位の肉を、前記ローラ型でしごくことで延伸させる第3成形工程と、 を有し、前記第1成形工程、前記第2成形工程及び前記第3成形工程中では前記第1成形工程を最初に行い、 前記円筒状ワークに、前記第1等径部に対応する第1一定径部、前記第1傾斜部の形状に対応する形状のテーパ状縮径部、前記加工部の形状に対応する形状の凹部、前記第2傾斜部の形状に対応する形状のテーパ状拡径部、前記第2等径部に対応する第2一定径部を形成することを特徴とするスピニング加工方法。
IPC (5件):
B21D 22/16 ,  B21D 53/30 ,  B21D 51/18 ,  B21D 51/10 ,  B60B 21/00
FI (6件):
B21D22/16 H ,  B21D22/16 E ,  B21D53/30 D ,  B21D51/18 A ,  B21D51/10 ,  B60B21/00 B

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