特許
J-GLOBAL ID:201103078926382953

ガス発生器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 泰宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-248780
公開番号(公開出願番号):特開2011-092853
出願日: 2009年10月29日
公開日(公表日): 2011年05月12日
要約:
【課題】簡易な構成でありながら、シールの確実性が大幅に向上したガス発生器を提供できるものであり、従来のガス発生器よりもばらつきの少ない燃焼性能を達成したガス発生器及びその製造方法を得る。【解決手段】下蓋10bと、これを閉鎖する上蓋10aとで構成される短尺円筒状のハウジング10を備えている。また、ハウジング10内には、中心から、点火器21及び着火剤23を内部に備える着火手段20と、ガス発生剤30、フィルター材40が配置されている。また、クロージャシェル内壁に密着してガス噴出口12を閉塞しているカップ状の閉塞部材50が配置され、閉塞部材50の下部に押さえ蓋70が配置されている。クロージャシェル内壁にはリング状のリング部材60が配置されている。閉塞部材50の端部は、上蓋10aと下蓋10bとに溶接などによって接合固定されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のガス噴出口が配設されたクロージャシェルと、イニシエータシェルとを有した金属製のハウジングと、前記ハウジングの内周に周方向にわたって設けられたフィルター材と、前記ハウジング内において、前記イニシエータシェル内壁と前記クロージャシェル内壁と前記フィルター材内壁とで囲まれる空間から形成された燃焼室と、前記燃焼室に収容され燃焼によりガスを発生するガス発生剤と、前記イニシエータシェルに装着され、前記ガス発生剤を着火燃焼させる着火手段とを備えたガス発生器であって、 前記ハウジング内部が密閉されるように、前記クロージャシェルの開口側の端部と前記イニシエータシェルの開口側の端部とを接合し形成した接合部と、 少なくとも前記複数のガス噴出口のそれぞれに当接して閉塞するように、前記クロージャシェルの内壁部分に密着されている環状の閉塞部材と、を備え、 前記閉塞部材の一端部が前記接合部に接合固定されており、 作動した前記着火手段からの火炎の伝播により前記ガス発生剤が着火した際、前記ガス発生剤の発生ガスの衝撃によって前記閉塞部材のうち前記複数のガス噴出口に当接する部分が破断することを特徴とするガス発生器。
IPC (2件):
B01J 7/00 ,  B60R 21/264
FI (2件):
B01J7/00 A ,  B60R21/264
Fターム (8件):
3D054DD11 ,  3D054DD17 ,  3D054FF02 ,  3D054FF17 ,  4G068DA08 ,  4G068DB14 ,  4G068DB18 ,  4G068DD01

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