特許
J-GLOBAL ID:201103078953361836

エチレングリコールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-016728
公開番号(公開出願番号):特開2000-212107
特許番号:特許第3817947号
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】エチレンオキシドと二酸化炭素とをカーボネート化触媒の存在下に反応させてエチレンカーボネートを含む反応液を生成させるカーボネート化工程と、反応液中のエチレンカーボネートを加水分解させることにより反応液をエチレングリコール水溶液に転換する加水分解工程と、エチレングリコール水溶液から蒸留により精製されたエチレングリコールとカーボネート化触媒を含む触媒液とを取得する蒸留工程とから成るエチレングリコールの製造方法において、カーボネート化工程を少なくとも第1気泡塔及び第2気泡塔から成る直列に接続された気泡塔群、並びにこの気泡塔群の後に接続されたプラグフロー反応器から成る反応装置を用いて下記の条件に従って行うことを特徴とする方法。 ▲1▼ 第1気泡塔の底部にエチレンオキシド及び二酸化炭素を連続的に供給し、頂部から生成したエチレンカーボネートを含む液相と未反応の二酸化炭素を含む気相との気液混相流を取出して、第2気泡塔の底部に供給する。 ▲2▼ 第2気泡塔以下の気泡塔は第1気泡塔よりも少なくとも10°C高い温度に維持し、かつ最後の気泡塔を除いてその頂部から生成したエチレンカーボネートを含む液相と未反応の二酸化炭素を含む気相とを気液混相流として取出して次の気泡塔の底部に供給する。 ▲3▼ 最後の気泡塔から、気相と分離された液相を取出してプラグフロー反応器に供給するか、又は頂部から液相を気相との混相流として取出し、気液分離器で気液分離して得られた液相をプラグフロー反応器に供給する。
IPC (3件):
C07C 29/10 ( 200 6.01) ,  C07C 31/20 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C07C 29/10 ,  C07C 31/20 A ,  C07B 61/00 300

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