特許
J-GLOBAL ID:201103078971528357

パイプに開けた孔の背面面取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-292601
公開番号(公開出願番号):特開2002-103126
特許番号:特許第3517638号
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2002年04月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ボール盤のような工作機械の軸に接続可能な軸を一端に有しかつ他端が開口している筒状ハウジングと、前記筒状ハウジングの内部をほぼ上下方向に延びかつ下端に面取り刃を有する背面面取りカッタと、筒状ハウジングの下部に、雌ねじを有する雌部材とこの雌部材に螺合しかつパイプ表面に当接する下端を有する雄部材からなる、パイプ肉厚に応じてパイプ孔の背面に面取り刃の当る位置を調整するための高さ調整装置とを備えた、パイプに開けた孔の背面面取り装置において、前記背面面取りカッタは、前記筒状ハウジングの内部にその縦軸線に沿ってほぼ平行に延びかつ前記縦軸線の中間の支点軸(21)を中心としてそれぞれ互いに近接または離隔自在に揺動可能に取りつけられた一対の背面面取りカッタ(20)として設けられ、前記一対の背面面取りカッタは面取り刃(22)と反対側の上方端部に互いに反対方向外側に突出する拡大部(23)を有し、前記拡大部はそれぞれ内側から外側へ上昇するように傾斜する急勾配の下側傾斜面(25)を有し、また背面面取りカッタの面取り刃と反対側端部の互いに対向する面の間に一対の面取り刃の外径を常時縮小する方向に付勢するためのコイルばね(24)を有し、一対の背面面取りカッタの面取り刃を直径縮小状態から拡開状態にするために摺動作用部材(30)を筒状ハウジング上部に上下方向に摺動可能に装着し、前記摺動作用部材を筒状ハウジング中間の段部(14)に当接するように常時下方に付勢するために筒状ハウジング上端部に別のコイルばね(34)を設けるとともに、筒状ハウジングの下部には、前記高さ調整装置(40)を摺動作用部材の下面にピン(41)を介して当接するように上下方向に摺動自在に設け、前記摺動作用部材がそれぞれの背面面取りカッタの拡大部下方の外側直線部分(26)に前記コイルばね(20)により接触しているときには、面取り刃が縮小状態であり、かつ筒状ハウジングを押し下げたときには、高さ調整装置が相対的に上昇し、したがってピン(41)を介して相対的に摺動作用部材が上昇して背面面取りカッタの前記拡大部の下側傾斜面(25)に当接して、これらの拡大部が互いに近接するように一対の背面面取りカッタを揺動させることにより反対側の面取り刃を拡開させるように構成したことを特徴とする、パイプに開けた孔の背面面取り装置。
IPC (2件):
B23B 51/10 ,  B23B 29/034
FI (2件):
B23B 51/10 B ,  B23B 29/034 D
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-294912
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-294912

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