特許
J-GLOBAL ID:201103079055123313

暗号化された信号に適用された関数の安全な評価のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-127478
公開番号(公開出願番号):特開2011-013672
出願日: 2010年06月03日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
【課題】2つ以上の暗号化された信号に適用された関数の安全な評価の方法を提供する。【解決手段】第1の信号の暗号化された結果の第1の暗号化された信号及び第2の信号の暗号化された結果の第2の暗号化された信号に関数を適用した結果を安全に求めるためのシステム及び方法を示す。関数を準同型成分の線形結合として表現する。準同型成分は、第1の信号及び第2の信号の代数的結合であって、準同型特性を使用して、該代数的結合の暗号化された結果を、第1の暗号化された信号及び第2の暗号化された信号から直接計算するのに適している、代数的結合である。次に、第1の暗号化された信号及び第2の暗号化された信号から準同型成分の暗号化された結果を求め、該準同型成分の暗号化された結果を線形結合に従って結合して、関数の暗号化された結果を生成し、複数のプロセッサによって実行される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の暗号化された信号及び第2の暗号化された信号に関数を適用した結果を求めるための方法であって、前記第1の暗号化された信号および前記第2の暗号化された信号は第1の信号および第2の信号をそれぞれ暗号化した結果生じ、該方法は、前記第1の信号が第2のプロセッサから秘密にされ、且つ前記第2の信号が第1のプロセッサから秘密にされるように該方法のステップを実施するための前記第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサを使用し、該方法は、 前記関数を準同型成分の線形結合として表現するステップであって、各該準同型成分は、前記第1の信号及び前記第2の信号の代数的結合であって、該代数的結合の準同型特性を使用して、該代数的結合の暗号化された結果を、前記第1の暗号化された信号及び前記第2の暗号化された信号から直接計算するのに適しているような代数的結合であるものと、 前記第1の暗号化された信号及び前記第2の暗号化された信号から前記準同型成分の前記暗号化された結果を求めるステップと、 前記線形結合に従って、前記準同型成分の前記暗号化された結果を結合し、前記第1の信号及び前記第2の信号の機密性が守られるように前記関数の前記暗号化された結果を生成するステップと、 を含む、方法。
IPC (1件):
G09C 1/00
FI (1件):
G09C1/00 620Z
Fターム (6件):
5J104AA18 ,  5J104AA41 ,  5J104EA20 ,  5J104FA00 ,  5J104JA21 ,  5J104NA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 類似性指標のセキュアな計算
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-540801   出願人:コーニンクレッカフィリップスエレクトロニクスエヌヴィ
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Secure distortion computation among untrusting parties using homomorphic encryption

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