特許
J-GLOBAL ID:201103079173773802

連続式のコンベア式ショットピーニング装置及びショットピーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 綿貫 達雄 ,  山本 文夫 ,  関根 由布 ,  喜多 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-233444
公開番号(公開出願番号):特開2011-079094
出願日: 2009年10月07日
公開日(公表日): 2011年04月21日
要約:
【課題】コイルばねなど円筒型の金属製品の姿勢を保ち安定したショットピーニング処理を施すことができるショットピーニング装置とこれを用いたショットピーニング方法を提供する。【解決手段】搬入ゲート2を備えたキャビネット1の内部に、被処理製品Wの端部W1を押すためのアタッチメント51を備えたチェーンコンベア5を設けるとともに、その左右に平行となるように同一の方向で回転することが可能な円柱状で駆動源を持つスピナーローラ4を2本配置し、被処理製品Wを回転させながら移送する。キャビネット1内上部に遠心式投射装置6を配置し、被処理製品Wの全面をまんべんなくショットピーニングする。投射材は下部スクリュコンベア7で回収され、バケットエレベータ8によってキャビネット上方に移送されて循環使用される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コイルばねなど円筒型の製品をピーニング処理するために使用される連続式のコンベア式ショットピーニング装置であって、 被処理製品Wをショットピーニング処理する投射ブースとなり投射材の飛散が外部へ漏れ出さないように全面を囲まれたキャビネット1と、 キャビネット1の搬入側の側面に配置されキャビネット1に被処理製品Wを投入するために設けられ上昇および下降することによりキャビネット1を開放および密閉することが可能な搬入ゲート2と、 キャビネット1の内部に被処理製品の進行方向Dに張られ周回できるチェーン52と、キャビネット1の内部の搬入側および搬出側に配置されチェーン52を巻きかけて連続的に回転するための駆動源を持つスプロケット53と、チェーン52の外周に配置され被処理製品Wの端部W1を押すことを目的とし等間隔に複数のアタッチメント51とからなり、チェーン52の周回により被処理製品Wを連続的に押して移送することが可能なチェーンコンベア5と、 キャビネット1の内部に前記チェーンコンベア5の複数のアタッチメント51の左右に平行となるよう2本配置され軸中心に同一の方向で回転することが可能な円柱状で駆動源を持つスピナーローラ4と、 キャビネット1の上部に配置され被処理製品Wの上部から鉛直方向または斜め方向に投射材を加速することが可能な姿勢をなす1台または複数台の遠心式投射装置6と、 キャビネット1の下部に配置され投射された投射材を一箇所に回収することが可能な下部スクリュコンベア7と、 下部スクリュコンベア7と連接され下部スクリュにより回収された投射材をキャビネット上方に持ち上げることが可能なバケットエレベータ8と、 バケットエレベータ8の投げ出し部の下方に配置されバケットエレベータ8によってキャビネット上方に移送され投げ出された投射材に混入した微粉などの不純物を回収するため集じんダクト用フランジを有したセパレータ10と、 セパレータ10下部に配置され投射材を一時貯留することのできる複数の投射材ホッパ121を有し各投射材ホッパ121へ投射材を移送することが可能な上部スクリュコンベア12と、 上部スクリュコンベア12の投射材ホッパ121と遠心式投射装置6を連接するように配置され遠心式投射装置6の台数と同数の投射材導入パイプ61と、 投射材導入パイプ61上に付設され遠心式投射装置6へ供給される投射材の流量の調整および開閉ができ遠心式投射装置6の台数と同数のカットゲート62と、 スピナーローラ4の延長線上に配置されスピナーローラ4上をチェーンコンベア5のアタッチメント51によって移送された被処理製品Wをキャビネット1から搬出するために設けられた搬出コンベア14と、 からなることを特徴とする連続式のコンベア式ショットピーニング装置。
IPC (4件):
B24C 3/14 ,  B24C 1/10 ,  B24C 7/00 ,  B24C 9/00
FI (6件):
B24C3/14 ,  B24C1/10 B ,  B24C7/00 E ,  B24C9/00 J ,  B24C9/00 D ,  B24C9/00 L

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