特許
J-GLOBAL ID:201103079273456197

金型溶着判定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-188086
公開番号(公開出願番号):特開2011-079053
出願日: 2010年08月25日
公開日(公表日): 2011年04月21日
要約:
【課題】溶湯が金型に溶着するか否かを判定する方法を提供する。【解決手段】処理装置は、金型への溶湯注入後において溶湯が金型に溶着するか否かを判定するための溶着判定基準温度Tを設定する。金型の複数部位に対応した溶湯の溶湯注入開始後の複数の経過時間における複数の溶湯温度Tf〜Tjを算出するCAE装置と、溶湯温度が溶着判定基準温度T以上になる温度領域を溶着の発生領域として判定する。処理装置は、時間積分して超過温度と経過時間とを乗算して焼付き現象を生じる積算温度によって溶着の発生有無を算出し、CAD装置により画面上に有効注湯回数を色別表示している。以上により、溶湯判定基準温度を時間に依存する温度の関数として取り扱うことで、正確な積算温度を算出することができ、精度の良い溶着判定を行うことができる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
注入された溶湯の金型への溶着を判定する金型溶着判定方法において、 金型へ注入された溶湯が金型に溶着するか否かを判定するための溶着判定基準温度を予め設定する第1ステップと、 金型の1または複数部位に対応した溶湯の溶湯注入開始後の複数の経過時間における複数の溶湯温度を算出する第2ステップと、 前記溶湯温度をステップ1の溶湯判定基準温度と照合して、溶着を判定する第3ステップと、 を備えたことを特徴とする金型溶着判定方法。
IPC (1件):
B22D 46/00
FI (1件):
B22D46/00

前のページに戻る