特許
J-GLOBAL ID:201103079844088476

生体磁場計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-086631
公開番号(公開出願番号):特開2001-309899
特許番号:特許第3603803号
出願日: 2001年03月26日
公開日(公表日): 2001年11月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】検査対象の心臓から発生する磁場を検出し,2次元に配列される複数のSQUID磁束計と,前記複数のSQUID磁束計を冷却する低温容器と,床面に固定され前記低温容器を保持するガントリーと,前記検査対象を保持し前記低温容器の底面に平行な上面をもつベッドと,前記複数のSQUID磁束計による計測面をxy面とする座標系(x,y,z)をとるとき,前記ベッドをx,y,zの各方向に移動させる手段と,前記SQUID磁束計を駆動する駆動回路と,前記SQUID磁束計により検出される磁場波形の信号を収集して演算処理を行なう演算処理装置と,演算処理の結果を表示する表示手段と,xz面内で扇状に広がり,前記低温容器の底部の外周面に印されるxz標識を照射する第1の扇状レーザを発生する第1のレーザ源と,yz面に平行な面内で扇状に広がり,前記低温容器の底部の外周面に印されるyz標識を照射する第2の扇状レーザを発生する第2のレーザ源と,前記第1及び第2の扇状レーザに交叉するように,前記ベッドの前記上面を斜め方向から照射する線状のレーザビームを発生する第3のレーザ源と,前記ガントリーに前記第1のレーザ源を固定する第1のフレームと,前記ベッドを保持する保持台に前記第2のレーザ源を固定する第2のフレームと,前記第3のレーザ源を壁面に固定する第3のフレームとを有し,前記第2の扇状レーザが,前記検査対象の胸部の第1の点の体表面に配置された第1のマーカにより示される第1の基準点と,前記検査対象の胸部の第2の点の体表面に配置された第2のマーカにより示される第2の基準点とを通るように,前記第2のレーザ源がx方向に移動され,前記第1の基準点と前記第2の基準点とを結ぶ線が,前記複数のSQUID磁束計の中心が配列する1方向に一致,又は平行となるように,前記検査対象の胸部が前記低温容器の底面の下部に配置されて,前記検査対象の位置が調整され,前記第1の扇状レーザが前記第1の基準点を通るように,前記ベッドがy方向に移動され,前記第2の扇状レーザがyz面に一致するように,前記ベッドがx方向に移動された後,前記線状のレーザビームが前記第1の基準点に一致するまで,前記ベッドがz方向に移動され,前記演算処理装置は,(1)前記磁場波形の信号から前記検査対象の心臓の活動に関する機能情報を表わす画像を作成する処理と,(2)前記第1のマーカが前記第1の基準点に配置されて,撮像装置により撮影された前記検査対象の心臓を含む形態画像の画素の大きさに,前記機能情報を表わす画像の画素の大きさを一致させ,前記形態画像と同じ大きさの画素を持つ機能画像を作成する処理と,(3)前記機能画像に於ける前記第1の基準点の位置と,前記形態画像に於ける前記第1のマーカの位置とを一致させる処理と,及び,(4)前記機能画像と前記形態画像との合成画像を作成する処理とを実行し,前記合成画像が前記表示手段に表示されることを特徴とする生体磁場計測装置。
IPC (1件):
A61B 5/05
FI (1件):
A61B 5/05 A
引用特許:
出願人引用 (3件)

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