特許
J-GLOBAL ID:201103079938045231

切削シミュレーション処理における位置決定装置またはその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 栄男 ,  松下 正 ,  鶴本 祥文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-083236
公開番号(公開出願番号):特開2011-212223
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】 切削量ゼロで被切削物表面を移動させる場合に、ネバリ感を排除する。【解決手段】 切削量演算手段8は前記仮想回転切削工具切削能力データおよびユーザから与えられる前記仮想回転切削工具の単位時間当たりの回転数に基づいて、前記仮想回転切削工具による単位時間あたりの切削量である単位時間切削量を演算する。位置決定手段10は、被切削対象物に対して、前記仮想回転切削工具の点群データとボクセルデータの衝突数を前記被切削係数で換算した換算衝突量が、前記単位時間切削量と合致する位置を二分探索法にて探索し、前記仮想回転切削工具の位置を決定する。その際、前記仮想回転切削工具の進行方向とは逆側の境界点を所定距離だけ、法線方向に戻して二分探索における中点を演算する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
仮想回転切削工具について、離散的な点群データの集合で定義された形状データ、および基準被切削対象物に対する単位時間回転数当たりの切削能力データを記憶する仮想回転切削工具データ記憶手段、 ボクセルデータの集合で定義された各被切削対象物に対して、前記基準被切削対象物に対する相対的な切削しやすさを表す被切削係数を記憶する被切削係数記憶手段、 仮想三次元座標空間における被切削対象物の被切削対象物配置位置データを記憶する配置データ記憶手段、 実三次元空間における力覚デバイスによって特定される仮想回転切削工具の位置データが与えられると、これを前記仮想三次元座標空間における仮想回転切削工具の位置データに変換する変換手段、 前記変換された仮想回転切削工具の位置データおよび前記被切削対象物配置位置データから衝突対象の被切削対象物を決定する決定手段、 前記仮想回転切削工具切削能力データおよびユーザから与えられる前記仮想回転切削工具の単位時間当たりの回転数に基づいて、前記仮想回転切削工具による単位時間あたりの切削量である単位時間切削量を演算する切削量演算手段、 前記被切削対象物配置位置データで特定される被切削対象物に対して、前記仮想回転切削工具の点群データとボクセルデータの衝突数を前記被切削係数で換算した換算衝突量が、前記単位時間切削量と合致する位置を二分探索法にて探索し、前記仮想回転切削工具の位置を決定する位置決定手段、 前記決定した位置に応じて、前記力覚デバイスに抗力を与える抗力付与手段、 を備えた歯科シミュレーション装置であって、 前記位置決定手段は、前記二分探索における中点演算処理にて、前記仮想回転切削工具の進行方向とは逆側の境界点を、前記被切削対象物の表面から離れる方向に所定距離だけ戻して中点を演算すること、 を特徴とする歯科シミュレーション装置。
IPC (2件):
A61C 19/04 ,  G05B 19/406
FI (2件):
A61C19/04 Z ,  G05B19/4069
Fターム (16件):
3C269AB25 ,  3C269AB27 ,  3C269BB07 ,  3C269EF02 ,  3C269EF74 ,  3C269KK04 ,  3C269MN04 ,  3C269MN26 ,  3C269QC03 ,  3C269QC06 ,  4C052AA06 ,  4C052GG06 ,  4C052GG24 ,  4C052NN02 ,  4C052NN03 ,  4C052NN04

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