特許
J-GLOBAL ID:201103080506954905

ポリプロピレン系樹脂発泡粒子成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 邦則
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-126762
公開番号(公開出願番号):特開2000-319439
特許番号:特許第4289524号
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年11月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】ポリプロピレン系樹脂とポリスチレン系樹脂とを含む混合樹脂を基材樹脂とし、物理発泡剤を含有してなる樹脂粒子を加熱条件下の圧力容器内から分散媒と共に低圧の雰囲気に放出して発泡粒子を製造し、該発泡粒子同士を型内成形して、見掛け密度0.009g/cm3〜0.045g/cm3、下記SV値が4.0%未満の無架橋ポリプロピレン系樹脂発泡粒子成形体を製造する方法であって、 前記樹脂粒子の基材樹脂が、ポリプロピレン系樹脂(a)60〜95重量%、ポリスチレン系樹脂(b)5〜40重量%、及び樹脂(a)と樹脂(b)以外の他のポリマー成分(c)0〜30重量%からなる混合樹脂(ただし、(a)+(b)+(c)=100重量%)であり、該混合樹脂の23°C±2°Cにおける密度dが0.990D(g/cm3)以上(ただし、Dは樹脂(a)、樹脂(b)及びポリマー成分(c)からなる混合樹脂の理想密度である。)であることを特徴とする無架橋ポリプロピレン系樹脂発泡粒子成形体の製造方法。 SV(%)=(VO-V)×100÷VO (ただし、VOは、ポリプロピレン系樹脂発泡粒子成形体を気温23±1°C、相対湿度50±2%に設定された恒温室に1週間放置してから、同恒温室内で縦横それぞれ50mmに切り出して得られたカットサンプル(ただし厚み方向の両面には成形時の表皮がそのまま残されている)を水温23±1°Cの水に水没させて測定したカットサンプルの体積(mm3)であり、Vは、そのカットサンプルの表面に付着した水をよく拭き取り、次いで気温23±1°C、相対湿度50±2%に設定された恒温室に48時間放置してから、そのカットサンプルを雰囲気温度35±1°Cに設定された真空乾燥機内に移し、続いて10〜20秒かけて同乾燥機内の絶対圧力が5mmHg以下の減圧状態となるようにし、絶対圧力が5mmHgに達した時点から10分間その減圧状態を維持した後、60〜70秒かけて真空乾燥機内を750〜770mmHgの常圧に戻し、それから15分間放置した直後に同乾燥機内から取り出して水温35±1°Cの水に水没させて測定したカットサンプルの体積(mm3)である。また理想密度Dは樹脂(a)の23±2°Cにおける密度Da(g/cm3)、樹脂(b)の23±2°Cにおける密度Db(g/cm3)、ポリマー成分(c)の23±2°Cにおける密度Dc(g/cm3)、樹脂(a)の添加割合Pa(重量%)、樹脂(b)の添加割合Pb(重量%)、ポリマー成分(c)の添加割合Pc(重量%)(ただし、Pa+Pb+Pc=100%)を用いて次式により表される。D=[Da×Pa+Db×Pb+Dc×Pc]÷100)
IPC (1件):
C08J 9/16 ( 200 6.01)
FI (2件):
C08J 9/16 CES ,  C08J 9/16 CET
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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