特許
J-GLOBAL ID:201103080746164073
精製ポリアリーレンの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
中山 亨
, 坂元 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-191853
公開番号(公開出願番号):特開2011-042745
出願日: 2009年08月21日
公開日(公表日): 2011年03月03日
要約:
【課題】スルホン酸基又はその前駆基を有するポリアリーレンにおいて、抽出操作により金属不純物を除去して精製ポリアリーレンを製造する方法を提供する。【解決手段】以下の工程(1)〜工程(3)を有する精製ポリアリーレンの製造方法の提供。工程(1):スルホン酸前駆基と、脱離基と、を分子内に有する芳香族化合物を含む芳香族モノマーを、遷移金属又は遷移金属化合物の存在下、非プロトン性極性有機溶媒中で重合することにより重合反応液を得る工程;工程(2):前記重合反応液に、芳香族系有機溶媒、酸素含有有機溶媒、酸及び水を加えて混合物を調製し、該重合反応液に含まれている金属不純物を該混合物中の水層に、該金属不純物が除去された精製ポリアリーレンを、該混合物中の有機層に、それぞれ分配する工程;工程(3):前記混合物を、有機層と水層とに層分離するまで静置した後、分液操作により該有機層と該水層とを分離する工程;【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程(1)、工程(2)及び工程(3)を有する精製ポリアリーレンの製造方法。
工程(1):以下の式(1a)で示される基と、2つの脱離基と、を分子内に有し、かつ該2つの脱離基がともに芳香環に直接結合している芳香族化合物を含む芳香族モノマーを、遷移金属又は遷移金属化合物の存在下、非プロトン性極性有機溶媒中で重合することにより、ポリアリーレン及び金属不純物を含む重合反応液を得る工程;
-SO2-A (1a)
(式中、Aは、下記のG1群より選ばれる基を置換基として有していてもよい炭素数1〜20の炭化水素基を有するアミノ基、あるいは下記のG1群より選ばれる基を置換基として有していてもよい炭素数1〜20のアルコキシ基を表す。)
〔G1群〕
フッ素原子;アルコキシ基;アリール基;アリールオキシ基;アシル基;シアノ基
工程(2):前記重合反応液に、
芳香族系有機溶媒、前記非プロトン性極性有機溶媒とは異なる酸素含有有機溶媒、酸及び水を加えて混合物を調製し、
該重合反応液に含まれている金属不純物を該混合物中の水層に、該金属不純物が除去された精製ポリアリーレンを該混合物中の有機層に、それぞれ分配する工程;
工程(3):前記混合物を、有機層と水層とに層分離するまで静置した後、分液操作により該有機層と該水層とを分離する工程;
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
4J032CA03
, 4J032CC01
, 4J032CD02
, 4J032CE03
, 4J032CF06
, 4J032CG01
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