特許
J-GLOBAL ID:201103080833471934

貯液装置及びその圧力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小池 晃 ,  伊賀 誠司 ,  藤井 稔也 ,  野口 信博 ,  祐成 篤哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-098772
公開番号(公開出願番号):特開2011-225956
出願日: 2010年04月22日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【課題】 ニッケル酸化鉱石の湿式製錬における硫化反応が行われる硫化設備のうち、特に貯液槽における設備的な改善を図ることにより、硫化工程での硫化水素ガスの使用量や排ガス処理に用いるアルカリ使用量を削減し、操業コストを低減させる。【解決手段】 硫酸塩溶液を硫化させて硫化物を生成させる硫化設備に用いられる貯液装置であって、スラリー又は固液分離後のろ液を貯液する複数の貯液槽11nと、各貯液槽11nへの不活性ガス又は各貯液槽11nからの排ガスを集合させる集合管12と、不活性ガス及び排ガスを流通させて複数の貯液槽11nの内部圧力を制御する圧力制御配管13とを備える。また、圧力制御配管13は、連結部30を介して集合管12と連結し、集合管12との連結部30を挟んだ前後に一対の圧力制御バルブ31,32が備えられている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法における硫化工程において、硫酸塩溶液を硫化させて硫化物を生成させる硫化設備に用いられる貯液装置であって、 硫化反応後のスラリー又は固液分離後のろ液を装入する装入管と、不活性ガスを供給するとともに気相中のガスを排ガスとして排出する給排気管と、該スラリー又はろ液を排出する排出管とを有する複数の貯液槽と、 一端が上記複数の貯液槽の各給排気管との接続部を並列に配置した分岐管となっており、該接続部を介して該各給排気管を接続させて、該複数の貯液槽に供給する上記不活性ガス及び該複数の貯液槽から排出される上記排ガスを集合させる集合管と、 一端から上記複数の貯液槽へ供給する不活性ガスを流通させるとともに、他端へ上記複数の貯液槽から排出される上記排ガスを流通させ、該複数の貯液槽の内部の圧力を制御する圧力制御配管とを備え、 上記圧力制御配管は、上記集合管の他端と連結部を介して連結しており、該連結部を挟んだ前後に一対の圧力制御バルブを有し、該圧力制御バルブによって、上記各貯液槽への上記不活性ガスの供給及び該各貯液槽からの排ガスの排出を制御することを特徴とする貯液装置。
IPC (3件):
C22B 23/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44
FI (3件):
C22B23/00 102 ,  C22B3/00 D ,  C22B3/00 R
Fターム (9件):
4K001AA19 ,  4K001BA02 ,  4K001DB03 ,  4K001DB14 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24 ,  4K001GB09 ,  4K001GB11 ,  4K001JA01

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