特許
J-GLOBAL ID:201103081058633325

熱量測定装置および熱量測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-021742
公開番号(公開出願番号):特開2011-158408
出願日: 2010年02月03日
公開日(公表日): 2011年08月18日
要約:
【課題】パラフィン系炭化水素ガス、水素ガスおよびこれらの混合ガスから選ばれるガスの熱量を測定する新規な熱量測定装置および熱量測定方法を提供すること。【解決手段】熱量測定装置は、管体の内部空間に昇降移動可能にフロートが収容されてなる構成のフロート式熱量計と、フロート式熱量計に対して熱量測定対象ガスを制御された特定の供給条件で供給するための供給機構とが設けられており、予め取得された、熱量測定対象ガスの熱量と、熱量測定対象ガスが特定の供給条件により供給されてフロート式熱量計における管体の内部空間を流通することによって昇降するフロートの管体における上下方向の位置との相関関係に基づいて、当該相関関係に、特定の供給条件で熱量測定対象ガスが供給されたときに測定されるフロート式熱量計におけるフロートの位置を照合することにより、熱量測定対象ガスの熱量が求められることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
パラフィン系炭化水素ガス、水素ガスまたはこれらの混合ガスを熱量測定対象ガスとし、 鉛直方向に伸び、下端に熱量測定対象ガスの流入口が形成され、上端に熱量測定対象ガスの流出口が形成されてなる、上方に向かうに従って断面積が大きくなるテーパ状の内部空間を有する管体の内部空間に昇降移動可能にフロートが収容されてなる構成のフロート式熱量計と、当該フロート式熱量計における管体の流入口と連通する熱量測定対象ガスの供給口とを備え、当該供給口の断面積を一定の面積とすると共にこの供給口における熱量測定対象ガスの供給圧力を既知の圧力とすることによってフロート式熱量計に対して熱量測定対象ガスを制御された特定の供給条件で供給するための供給機構とが設けられており、 予め取得された、熱量測定対象ガスの熱量と、当該熱量測定対象ガスが特定の供給条件により供給されてフロート式熱量計における管体の内部空間を流通することによって昇降するフロートの管体における上下方向の位置との相関関係に基づいて、供給機構から特定の供給条件で熱量測定対象ガスが供給されたときに測定されるフロート式熱量計におけるフロートの位置を当該相関関係に照合することにより、熱量測定対象ガスの熱量が求められることを特徴とする熱量測定装置。
IPC (1件):
G01N 25/20
FI (1件):
G01N25/20 J
Fターム (5件):
2G040AB12 ,  2G040BA23 ,  2G040CA14 ,  2G040CA24 ,  2G040CB02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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