特許
J-GLOBAL ID:201103081088495440
耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小川 順三
, 中村 盛夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059427
公開番号(公開出願番号):特開2000-256750
特許番号:特許第4003821号
出願日: 1999年03月05日
公開日(公表日): 2000年09月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】C:0.02〜0.10wt%、Si:0.1〜1.0wt%、Mn:0.1〜1.0wt%、P:0.040wt%以下、S:0.020wt%以下、Cr:15.0〜18.0wt%、N:0.02〜0.06wt%、Ni:0.1〜0.6wt%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ下記(1)式で表されるガンマポテンシャル(γp)を満足し、鋳片厚の15%以上が等軸晶である凝固組織を有するフェライト系ステンレス鋼の連続鋳造スラブを、
フェライト単相(α相)域の1200〜1250°Cに加熱し、
次いで、そのスラブを圧延開始温度1150°C以上、圧延終了温度1000°C以上のγ相析出量の少ない再結晶温度域において、かつ各パスの間隔が10秒以下、2パス以上での合計圧下率が50%以上、圧下率20%以上のパスが総パスの1/2以上の熱間粗圧延を行い、
次に、熱間仕上圧延を開始するまでの間を1.2°C/min以上の速度で冷却してから、900°Cを超えない温度にて、しかも各パスの間隔を5秒以下とした復熱による再結晶が起らない条件において、2パス以上で合計圧下率が50%以上になる低温の熱間仕上圧延を行い、
その後、回復しない温度の700°C以下まで冷却して巻き取ることを特徴とする耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。
50.0≦γp=288C-54Si+7.5Mn+22Ni-18.75Cr+350N+338.5≦70.0・・・(1)
IPC (4件):
C21D 9/46 ( 200 6.01)
, C21C 1/00 ( 200 6.01)
, C22C 38/00 ( 200 6.01)
, C22C 38/40 ( 200 6.01)
FI (4件):
C21D 9/46 R
, C21C 1/00
, C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/40
引用特許:
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