特許
J-GLOBAL ID:201103082642707833

投影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 韮澤 弘 ,  阿部 龍吉 ,  蛭川 昌信 ,  内田 亘彦 ,  菅井 英雄 ,  青木 健二 ,  米澤 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-150813
公開番号(公開出願番号):特開2011-007990
出願日: 2009年06月25日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】小型化に有利な正屈折力を持つプリズム光学系を用いた投影装置において、プリズム光学系で発生する不要光の影響を低減しやすい投影装置を提供する。【解決手段】表示素子1と、その表示画像を拡大投影する正の屈折力のプリズム光学系3と、その投影側に配置された絞り4とを有し、プリズム光学系3は、画像表示面2側に凹の反射面を向けた内面反射面12と、画像表示面2からの光束を透過しかつ内面反射面12からの反射光束を反射する兼用光学面11と、プリズム光学系3に入射した光束が射出する射出面13とを備え、画像表示面2から射出する光束は、兼用光学面11からプリズム光学系3内部に入射し、内面反射面12で反射し、兼用光学面11で反射し、射出面13から射出し、絞り4を通過して投影画像5に至り、プリズム光学系3の兼用光学面11から画像表示面2までの中心光線に沿った空気換算長fBに関する条件式を満足する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
画像を表示するための画像表示面を持つ表示素子と、 前記画像表示面に表示された前記画像を拡大投影する正の屈折力のプリズム光学系と、 前記プリズム光学系よりも投影側に配置され、投影される光束の太さを制限する絞りとを有し、 前記プリズム光学系は、前記画像表示面側に凹の反射面を向けた内面反射面と、前記画像表示面からの正規光束を透過しかつ前記内面反射面からの正規反射光束を反射する兼用光学面と、前記プリズム光学系に入射した正規光束が射出する射出面とを備え、 前記画像表示面から射出する正規光束は、前記兼用光学面を透過して前記プリズム光学系内部に入射し、前記内面反射面にて反射し、前記兼用光学面にて反射し、前記射出面から射出し、前記絞りを通過して投影画像に至る経路をたどり、 さらに、以下の条件式(1)を満足することを特徴とする投影装置。 0.3<fB/fv<1.5 ・・・(1) ただし、fBは、前記プリズム光学系の前記兼用光学面から前記画像表示面までの中心光線に沿った空気換算長であり、前記中心光線は前記画像表示面の中心から射出し前記絞りの中心を通過する正規光線と定義し、fvは、 fv=hH/(tanωH) で表される値であり、前記内部反射面における反射前後の中心光線を含む面に垂直な方向を水平方向としたとき、ωHは、前記水平方向における投影側の中心光線に対する最大投影角、hHは、前記水平方向における前記画像表示面の中心からの最も遠い表示位置までの距離である。
IPC (3件):
G02B 17/08 ,  G02B 13/18 ,  G02B 13/22
FI (3件):
G02B17/08 A ,  G02B13/18 ,  G02B13/22
Fターム (9件):
2H087KA06 ,  2H087KA07 ,  2H087NA02 ,  2H087RA06 ,  2H087RA34 ,  2H087RA41 ,  2H087TA01 ,  2H087TA04 ,  2H087TA06

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