特許
J-GLOBAL ID:201103082652513913
水頭症治療用シャントバルブ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-100831
公開番号(公開出願番号):特開2011-229601
出願日: 2010年04月26日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】 シャントバルブ設置後、脳室内の圧力が異常になったとき、脳室内の圧力を急激に変化させることなく、脳室内から排出する脳脊髄液の流量を多くのバリエーションに微調節することのできる水頭症治療用シャントバルブを提供すること。【解決手段】 脳室内から脳脊髄液の排出量を調整してする水頭症治療用シャントバルブであって,所定の位置に安定させる硬化プラスチック基板と,筒状に形成され脳室カテーテルの後端を接続する流入側コネクタと,脳室内の圧の変化に応じて脳脊髄液の流量の増減を第1の開閉弁の調整によって行い、開閉圧を複数段に可変することのできる第1のバルブ圧可変器と,前記第1のバルブ圧可変器の流出路から流出される脳脊髄液の流圧の変化に応じて脳脊髄液の流量の増減を第2の開閉弁の調整によって行い、開閉圧を複数段に可変することのできる第2のバルブ圧可変器と,筒状に形成され腹腔カテーテルの後端を接続する流出側コネクタとによって構成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
頭部の頭皮と頭蓋骨との間に設置するもので、脳室内で産生された脳脊髄液が十分吸収されずに脳室内に滞溜し、脳室内の圧が一定圧を超えたときに脳室内の圧が所定の圧になるように脳室内から脳脊髄液の排出量を調節してする水頭症治療用シャントバルブであって,
頭部の頭皮の内側で頭蓋骨の外周の所定の位置に安定させる硬化プラスチック基板と,
筒状に形成され、脳室内に穿刺する脳室カテーテルの後端を接続する流入側コネクタと,
脳室内の圧の変化に応じて第1の開閉弁の開度を変化させ前記脳室カテーテルを通り前記流入側コネクタを介して前記第1の開閉弁から流入する脳脊髄液の流量の増減を前記第1の開閉弁の調節によって行い、前記第1の開閉弁を通過する基準の脳脊髄液の流量を設定する前記第1の開閉弁の開閉圧を複数段に可変することのできる第1のバルブ圧可変器と,
前記第1のバルブ圧可変器の流出路から流出される脳脊髄液を第2の開閉弁を介して流入し、前記第1のバルブ圧可変器から流出される脳脊髄液の流圧の変化に応じて前記第2の開閉弁の開度を変化させ前記第1のバルブ圧可変器の流出路を介して前記第2の開閉弁から流入する脳脊髄液の流量の増減を前記第2の開閉弁の調節によって行い、前記第2の開閉弁を通過する基準の脳脊髄液の流量を設定する前記第2の開閉弁の開閉圧を複数段に可変することのできる第2のバルブ圧可変器と,
筒状に形成され、先端を腹腔内に挿入する腹腔カテーテルの後端を接続する流出側コネクタと,
を備え,
前記硬化プラスチック基板の上に、前記流入側コネクタと前記第1のバルブ圧可変器と前記第2のバルブ圧可変器と前記流出側コネクタとを載置し、前記流入側コネクタと前記流出側コネクタとの間に、前記流入側コネクタから流入する脳脊髄液が第1のバルブ圧可変器の前記第1の開閉弁を通り前記第1のバルブ圧可変器の流出路から流出され、第2のバルブ圧可変器の前記第2の開閉弁を通り該第2のバルブ圧可変器の流出路から流出され、前記流出側コネクタから流出するように脳脊髄液の流路を形成するように可撓性を有するシリコーンエラストマーの被膜によって覆い、前記硬化プラスチック基板に前記シリコーンエラストマーの被膜の下端部を密に接着して一体に成形してなることを特徴とする水頭症治療用シャントバルブ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
4C077AA16
, 4C077HH30
, 4C077KK27
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開昭63-317161
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シャント弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-199471
出願人:ジョンソン・アンド・ジョンソン・プロフェッショナル・インコーポレイテッド
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患者から流体を排出するためのシャントシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-092755
出願人:コドマン・アンド・シャートレフ・インコーポレイテッド
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特開昭60-139257
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水頭症治療用の弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-071499
出願人:コルディス・ソシエテ・アノニム
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調節式水頭症バルブ
公報種別:公表公報
出願番号:特願2005-502318
出願人:クリストフミートケゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツングウントコンパニーコマンディトゲゼルシャフト
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