特許
J-GLOBAL ID:201103082739492599

レゾルバ/デジタル変換装置および変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-355784
公開番号(公開出願番号):特開2002-162255
特許番号:特許第3408238号
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2002年06月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 (a)1相励磁2相出力のレゾルバ本体11であって、固定子に、90度の位相差をもつA相巻線1とB相巻線2とが巻かれ、回転機器によって回転される回転子に、励磁巻線3が巻かれ、励磁巻線3と、A相巻線1およびB相巻線2との磁気的な結合は、回転子の回転角度φによって変化するレゾルバ本体と、(b)一定の角周波数ω0および一定の振幅Vrの周期的な交流電圧である励磁信号を、励磁巻線3に、印加する励磁信号発生回路12と、(c)アナログ/デジタル変換器13a,13bであって、A相巻線1からのA相出力電圧Aと、B相巻線2からのB相出力電圧Bとを、同時刻でサンプリングし、このサンプリング時刻は、励磁信号の1周期のうち、半周期毎に180度の位相差をもって1回ずつ、合計2回、サンプリングを行う時刻であり、サンプリングしたA相出力電圧AとサンプリングしたB相出力電圧Bとを、デジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、(d)差分・符号補正手段25,26であって、アナログ/デジタル変換器の出力に応答し、1サンプル前と現在とのサンプリングデータの差分(An-1-An),(Bn-1-Bn)を算出し、その算出した差分がレゾルバの回転子の角度φに応じて正または負に符号を補正する差分・符号補正手段25,26と、(e)差分・符号補正手段25,26の出力に応答し、φを実角度とするとき、符号補正された一方の前記差分(An-1-An)を算出する第1算出手段と、(f)差分・符号補正手段25,26の出力に応答し、符号補正された他方の前記差分(Bn-1-Bn)を算出する第2算出手段と、(g)入力される推定角度θの信号に応答し、推定角度θのsinθとcosθの値を出力するsin・cos出力手段と、(h)第1算出手段と第2算出手段とsin・cos出力手段とからの出力に応答し、sinφ、cosφ、sinθ、cosθによって偏差φ-θを算出する第3算出手段と、(i)第3算出手段の出力に応答し、偏差φ-θを積分して推定角速度vを算出する第1積分器29と、(j)第3算出手段の出力に応答し、偏差φ-θが与えられ、比例要素を有し、系を安定化する位相補償器31と、(k)第1積分器29の出力と位相補償器31の出力とを積分し、推定角度θを算出して第1算出手段に与える第2積分器30とを含むことを特徴とするレゾルバ/デジタル変換装置。
IPC (1件):
G01D 5/245 101
FI (1件):
G01D 5/245 101 K

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