特許
J-GLOBAL ID:201103083345903131
分泌性免疫グロブリンの豊富な乳画分の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (9件):
蔵田 昌俊
, 河野 哲
, 中村 誠
, 福原 淑弘
, 峰 隆司
, 白根 俊郎
, 村松 貞男
, 野河 信久
, 砂川 克
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-509426
公開番号(公開出願番号):特表2011-523410
出願日: 2009年05月11日
公開日(公表日): 2011年08月11日
要約:
本発明は、S-IgAを含有する乳を分画することにより、IgA(S-IgA)の豊富な組成物を製造するための方法に関する。そのような組成物は、特に、治療を必要とする対象において、粘膜表面(例えば、消化管、泌尿生殖器管、気道、鼻腔または口腔)の感染症および/または炎症の治療および/または予防、肥満およびそれに関連する疾患の治療および/または予防、あるいは食物アレルギーの治療および/または予防のために使用され得る。簡潔に言うと、本発明は、1以上の微多孔膜ろ過工程を用いて、分泌性免疫グロブリンAの豊富な乳画分を製造するための方法を提供する。本発明の方法の好ましいプロトコルは、脱脂、精密ろ過および多数のダイアフィルトレーションサイクルを通した限外ろ過-濃縮の工程を含む。本発明の方法は、予想外に高い収率が達成可能であることの他に、適応性、現在のダイアリーファクトリーにおける適用、およびS-IgAの質および安定性に影響を与えるプロセスパラメータの制御性の点で特に興味深い利益を提供する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
分泌性IgA(S-IgA)の豊富な乳画分の製造方法であって;
55°C未満の温度で乳から脂肪を分離することにより、5.5を超えるpHを有する一定容積の生乳の脂肪含量を0.5wt%未満の値まで低下させることと;
0.1〜0.45μmの範囲内の平均細孔サイズを有する多孔質膜を用いて、5.5を超えるpHを有する低脂肪乳を精密ろ過し、S-IgAを含有する透過液およびカゼインの豊富な保持液を得ることと;
精密ろ過透過液を濃縮し、S-IgAの豊富な乳画分を得ることと
を含む方法。
IPC (10件):
C07K 16/04
, A23L 1/305
, A61K 35/20
, A61K 8/98
, A61P 3/04
, A61P 29/00
, A61P 17/00
, A61P 31/00
, A61P 37/08
, A61P 37/04
FI (10件):
C07K16/04
, A23L1/305
, A61K35/20
, A61K8/98
, A61P3/04
, A61P29/00
, A61P17/00
, A61P31/00
, A61P37/08
, A61P37/04
Fターム (56件):
4B018MD71
, 4B018ME09
, 4B018ME14
, 4B018MF01
, 4C083AA071
, 4C083AA072
, 4C083BB51
, 4C083CC01
, 4C083CC04
, 4C083CC05
, 4C083DD08
, 4C083DD31
, 4C083DD41
, 4C083EE12
, 4C083FF01
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087AA03
, 4C087BB39
, 4C087CA06
, 4C087CA16
, 4C087CA33
, 4C087MA13
, 4C087MA17
, 4C087MA22
, 4C087MA23
, 4C087MA28
, 4C087MA35
, 4C087MA37
, 4C087MA41
, 4C087MA43
, 4C087MA44
, 4C087MA52
, 4C087MA56
, 4C087MA57
, 4C087MA59
, 4C087MA60
, 4C087MA63
, 4C087MA66
, 4C087NA14
, 4C087ZA70
, 4C087ZA89
, 4C087ZB09
, 4C087ZB11
, 4C087ZB13
, 4C087ZB32
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045CA43
, 4H045DA75
, 4H045EA01
, 4H045EA15
, 4H045EA22
, 4H045FA71
, 4H045GA10
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-145031
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特開平4-145031
-
抗体濃縮法とその治療用製品
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-531302
出願人:ジェネンテック・インコーポレーテッド, ノバルティスアクチエンゲゼルシャフト
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