特許
J-GLOBAL ID:201103083547297721

磁石式ブラシレス電動機の進角補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-000902
公開番号(公開出願番号):特開2000-201461
特許番号:特許第4306851号
出願日: 1999年01月06日
公開日(公表日): 2000年07月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 磁石回転子の磁極位置を検出し、この位置検出信号に応じて固定子巻線への電流供給量を制御する制御回路を有するとともに、前記磁石回転子は、回転方向に順次異なった極性の磁極が並んでいる第1の磁石回転子とこの第1の磁石回転子に対して相対回転可能で回転方向に順次異なった極性の磁極が並んでいる第2の磁石回転子とを有して構成され、前記第1と第2の磁石回転子は前記固定子磁極に対向しているとともに、回転速度の変化に応じて前記第1と第2の磁石回転子のうちのいずれか一方を他方の磁石回転子の磁極に対して回転方向にずらして前記の磁石回転子の磁極と固定子の磁極との対向面積を増減し鎖交磁束量を変化させることにより低速回転域で大きなトルクを得、かつ高速回転を可能にした磁石式ブラシレス電動機の進角補正方法であって、 前記進角は機械的な進角と電気的な進角とからなり、 機械的な進角は、前記第1と第2の磁石回転子において隣接する同極性磁極の中心位置同士を平均して得られた合成位置と前記第1と第2の磁石回転子のうちの回転軸まわりに固定された磁石回転子における前記同極性磁極の中心位置とのずれ量を電気角で表したものであり、 電気的な進角は、前記回転子の一磁極と前記固定子の一磁極とが最も重なる以前にその固定子の一磁極の界磁用巻線に電流を流して磁束を発生させることで得られる進角であり、 回転速度を検出し、これに対応する前記回転子の機械的な進角が形成されない場合には前記制御回路による電気的な進角制御が行われず、前記回転子の機械的な進角が形成された場合には前記制御回路による電気的な進角制御が行われることにより前記の電気的な進角が補正されることを特徴とする磁石式ブラシレス電動機の進角補正方法。
IPC (3件):
H02K 21/14 ( 200 6.01) ,  H02K 7/12 ( 200 6.01) ,  H02K 29/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
H02K 21/14 M ,  H02K 7/12 A ,  H02K 29/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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