特許
J-GLOBAL ID:201103083557903026

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-155537
公開番号(公開出願番号):特開2000-346120
特許番号:特許第3721856号
出願日: 1999年06月02日
公開日(公表日): 2000年12月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】第一の取付部材を、略円筒形状を有する第二の取付部材の軸方向一方の開口部側に離間して配設し、それら第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結せしめて、該第二の取付部材の軸方向一方の開口部を流体密に覆蓋すると共に、該第二の取付部材の軸方向他方の開口部を可撓性膜で流体密に覆蓋し、更にそれら本体ゴム弾性体と可撓性膜の間に仕切部材を配設して該第二の取付部材で固定的に支持せしめることにより、該仕切部材と該本体ゴム弾性体の対向面間に振動が入力される受圧室を形成すると共に、該仕切部材と該可撓性膜の間に容積可変の平衡室を形成して、それら受圧室と平衡室を相互に連通する第一のオリフィス通路と、該第一のオリフィス通路よりも高周波数域にチューニングされた第二のオリフィス通路とを、それぞれ該仕切部材に形成する一方、該可撓性膜を挟んで該平衡室と反対側にアクチュエータを配設し、該アクチュエータにより、該可撓性膜を変位させて該仕切部材における前記第二のオリフィス通路の開口部に当接/離間させることにより、該第二のオリフィス通路を遮断/連通するようにした流体封入式防振装置において、前記第二のオリフィス通路を、前記仕切部材の外周部分をそれぞれ周方向に略半周に亘って延びる一対の分流路を含んで構成し、それら両分流路の各一方の端部を第一の開口部を通じて前記受圧室側に開口せしめると共に、それら両分流路の各他方の端部を互いに合流させて径方向内方に延ばし、該仕切部材の略中央において第二の開口部を通じて前記平衡室側に開口せしめる一方、かかる仕切部材における該第二のオリフィス通路の第二の開口部を径方向一方向に挟んだ両側部分において、該第二の開口部と各分流路との間に広がる一対の可動板を所定量だけ変位可能に配設し、各可動板の一方の面に前記受圧室の圧力が及ぼされると共に、他方の面に前記平衡室の圧力が及ぼされて、それら受圧室と平衡室の圧力差に基づいて各可動板が変位せしめられるようにしたことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  F16F 13/06
FI (2件):
F16F 13/00 630 F ,  F16F 13/00 620 S

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