特許
J-GLOBAL ID:201103083608476071

炭酸ガス回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-207759
公開番号(公開出願番号):特開2011-057493
出願日: 2009年09月09日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】炭酸ガス回収効率の向上と低コスト化をはかり、地球環境保全に貢献。【解決手段】水平な煙道ドラム内において、等速回転する籠型回転円筒体の外周面に一定間隔毎に取り付けられた掬い上げ樋が下部液槽内より汲み上げた吸収液を籠型回転円筒体の上方位置において籠型回転円筒体内に順次散布し、該籠型回転円筒体内部に装填された多数の気・液接触用充填物により排ガスとの気・液接触を促進して炭酸ガスの回収をおこなわせるようにしたために、炭酸ガス吸収液を籠型回転円筒体上方へ揚液するポンプや配管、ディストリビュータ不要で、主要構造部材をライニングするだけで耐食性が維持でき、結果炭酸ガス吸収水溶液の濃度を上げて省エネ・低コストを実現。液槽内の各液室内には各々液温コントロール手段が設けられ、反応熱の悪影響を防止するための温度コントロールも自在、炭酸ガス吸収液の炭酸ガス吸収能力を略100%近く発揮させることが可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アミン系有機化合物水溶液もしくは炭酸カリウム水溶液を吸収剤とする炭酸ガス回収装置であって、該装置は片側にガス導入口を、また反対側にガス排出口を設けた水平な煙道ドラムと、該煙道ドラム内の略中心に位置し、ガス導入口側からガス排出口に向けて水平に設置された回転軸を中心に等速回転可能に保持された籠型回転円筒体と、該籠型回転円筒体の外周面に沿って周方向一定間隔毎に取り付けられた多数の掬い上げ樋と、前記煙道ドラムの内底部であって、回転する籠型回転円筒体の下部を順次浸漬可能とした液槽とからなり、籠型回転円筒体は内部に多数の気・液接触用充填物が装填されているとともに、液槽は排ガスの流れ方向に向けて複数の仕切り壁が設けられ、仕切り壁により仕切られた各液室内にはそれぞれ液温コントロール手段が設けられていることを特徴とした炭酸ガス回収装置。
IPC (3件):
C01B 31/20 ,  B01D 53/62 ,  B01D 53/18
FI (3件):
C01B31/20 B ,  B01D53/34 135Z ,  B01D53/18 B
Fターム (35件):
4D002AA09 ,  4D002AC05 ,  4D002AC07 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002CA04 ,  4D002CA05 ,  4D002DA03 ,  4D002DA16 ,  4D002DA31 ,  4D002DA32 ,  4D002EA08 ,  4D002FA01 ,  4D002GA03 ,  4D002GB20 ,  4D020AA03 ,  4D020BA01 ,  4D020BA09 ,  4D020BA16 ,  4D020BB03 ,  4D020BC01 ,  4D020CB05 ,  4D020CB13 ,  4D020CB17 ,  4D020CC30 ,  4D020DA01 ,  4D020DB06 ,  4G146JA02 ,  4G146JB09 ,  4G146JC08 ,  4G146JC28 ,  4G146JC29 ,  4G146JC34 ,  4G146JC35 ,  4G146JC37

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