特許
J-GLOBAL ID:201103083647889456

過給機のタービン軸支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あーく特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-124007
公開番号(公開出願番号):特開2011-247236
出願日: 2010年05月31日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】過給機のタービン軸1の軸方向中間領域において軸方向に離れた2ヶ所がハウジング4の横孔4aに転がり軸受8,9を介して回転自在に支持される構造において、コストアップを抑制しながら、タービン軸1の曲がりを抑制または防止可能とする。【解決手段】タービン軸1と別体のコンプレッサインペラ3は、タービン軸1の軸方向他端にねじ込まれるナット13と、コンプレッサ側段壁面1cとの間に挟まれた状態で固定される。第1転がり軸受8の内輪8aはタービン軸1のタービン側段壁面1aに当接される。第2転がり軸受9の内輪9aよりコンプレッサインペラ3側には、第2転がり軸受9の内輪9aおよび間座11を経て第1転がり軸受8の内輪8aをタービン軸1のタービン側段壁面1aに押し付けるための弾性力を発生する弾性部材20が設けられる。弾性部材20の弾性力は、ナット13の締め付けに伴い発生する軸力より小さく設定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸方向一端側にタービンホイールが一体に設けられて軸方向他端側に別体のコンプレッサインペラが取り付けられるタービン軸の軸方向中間領域において軸方向に離れた2ヶ所がハウジングの横孔に転がり軸受を介して回転自在に支持される構造であって、 前記コンプレッサインペラは、前記タービン軸の軸方向他端にねじ込まれるナットと、前記タービン軸においてコンプレッサインペラ側に設けられる段壁面との間に挟まれた状態で固定され、 前記タービンホイール側に配置される第1転がり軸受の内輪が前記タービン軸のタービンホイール側に設けられる段壁面に当接され、前記2つの転がり軸受の各内輪間には間座が介装され、 前記コンプレッサインペラ側に配置される第2転がり軸受の内輪より前記コンプレッサインペラ側には、前記第2転がり軸受の内輪および前記間座を経て第1転がり軸受の内輪を前記タービンホイール側の段壁面に押し付けるための弾性力を発生する弾性部材が設けられ、 前記弾性部材の弾性力は、前記ナットの締め付けに伴い発生する軸力より小さく設定されている、ことを特徴とする過給機のタービン軸支持構造。
IPC (2件):
F02B 39/00 ,  F02B 39/14
FI (5件):
F02B39/00 T ,  F02B39/00 L ,  F02B39/00 J ,  F02B39/14 A ,  F02B39/00 M
Fターム (7件):
3G005EA14 ,  3G005FA33 ,  3G005FA45 ,  3G005FA51 ,  3G005GB55 ,  3G005GB64 ,  3G005GB69

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