特許
J-GLOBAL ID:201103083872450463

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-065521
公開番号(公開出願番号):特開2011-196493
出願日: 2010年03月23日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】小型軽量化が可能であり、ピストンを適正に戻してパッドの引き摺り現象の発生を抑制するディスクブレーキ装置を提供すること。【解決手段】ディスクブレーキ装置のキャリパ12に形成されたシリンダ部13は円筒状のピストン16を進退可能に支持している。そして、ピストン16の内周側には、リトラクト機構20が設けられている。リトラクト機構20は、キャリパ12のシリンダ部13に一体的に固定されたセンターシャフト17の外周面上をピストン16に追従する可動子21を備えている。可動子21は、ピストン16に設けられた第2シール部材16c2との摩擦力によってピストン16と同一方向に追従する。そして、可動子21は、ピストン16に追従することにより、センターシャフト17に設けられた第1弾性部材22を圧縮し、部材22によって付与される復元力によって、前進したピストン16を所定量だけ戻す。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転軸心回りに車輪と一体的に回転するディスクロータと、このディスクロータの摩擦面に対向する摩擦パッドをブレーキ液圧の増加に伴って前記摩擦面に向けて押圧するピストンと同ピストンを液密的に進退可能に支持するシリンダとを有するキャリパと、このキャリパに収容されて前記摩擦パッドを押圧するために前進した前記ピストンを前記ブレーキ液圧の減少に伴って後退させるリトラクト機構とを備えたディスクブレーキ装置において、 前記リトラクト機構を、円筒状に形成されたピストンの内周側に配置し、 前記ピストンの進退方向と同一方向に移動する可動子と、 前記ピストンの内周面と前記可動子の外周面との間に弾装されて前記可動子を前記ピストンに追従させるとともに、前記ブレーキ液圧の増加に伴って前記ピストンと前記可動子とに予め設定された所定荷重が作用したときに前記可動子と前記ピストンとの相対移動を許容する追従手段と、 前記シリンダに設けられていて前記可動子の移動によって圧縮され、前記ブレーキ液圧の減少に伴って前記圧縮に対する復元力を前記可動子に付与する復元力付与手段とから構成したことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (1件):
F16D 65/20
FI (2件):
F16D65/20 D ,  F16D65/20 F
Fターム (17件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA77 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA16 ,  3J058BA67 ,  3J058BA68 ,  3J058CC22 ,  3J058CC32 ,  3J058CC34 ,  3J058DA25 ,  3J058DC12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-157833

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