特許
J-GLOBAL ID:201103084056602979

反作用駆動型遠心ロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-607756
特許番号:特許第4382992号
出願日: 2000年02月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】液体中に浮遊している固体粒子または液体粒子を除去して当該液体を浄化するための、回転軸(R)を中心にして回転させられる遠心ロータであって、 分離チャンバ(11)と出口チャンバ(12)の双方を囲むケーシングであって、軸線方向に間隔を置いて配置された2つの端壁(1、2)と、軸線方向において前記端壁(1、2)の間に位置している外周壁(3)とを含むケーシングと、 環状の隔壁(9)であって、その一方の面が該隔壁(9)と前記端壁(1、2)の一方との間に位置する前記分離チャンバ(11)に軸線方向を向いて面し、他方の面が該隔壁(9)と前記端壁(1、2)の他方との間に位置する前記出口チャンバ(12)に面するように、該遠心ロータと同軸に前記ケーシング内に配置され、前記分離チャンバ(11)は前記隔壁(9)の半径方向内側部分にある空隙を介して前記出口チャンバ(12)と連通している環状の隔壁(9)と、 浄化される与圧液体を受け入れ、該液体を前記分離チャンバ(11)に案内するようにされた入口装置(4、8)と、 浄化された液体を複数の出口(24)を通して前記遠心ロータから放出するための出口装置であって、前記出口(24)は該遠心ロータの回転軸(R)から或る距離だけ離れて位置し、前記出口(24)を通って液体が流出するときに該遠心ロータがその周方向に反力を受ける向きにされ、前記ケーシングはその内側部分の一部に、2つ以上の陥凹部(23)を画定する前記出口チャンバ(12)を有し、該陥凹部(23)は該遠心ロータの周方向に互いに或る距離だけ離れて位置し、該陥凹部(23)の各々から前記出口(24)が始まる出口装置と、 を有する遠心ロータにおいて、 前記隔壁(9)と前記遠心ロータの前記他方の端壁(1、2)との間に、前記出口チャンバ(12)内に存在する液体を該遠心ロータとともに回転させる少なくとも1つの液体連行部材(25)が配置され、該液体連行部材(25)は前記出口チャンバ内のほぼ全流路断面を覆い、したがって該液体連行部材(25)が設けられた領域において、液体が前記出口チャンバ(12)内で該遠心ロータに対して該遠心ロータの周方向に流動することがほぼ完全に防止されるように形成されている、ことを特徴とする遠心ロータ。
IPC (3件):
B04B 1/04 ( 200 6.01) ,  B04B 9/06 ( 200 6.01) ,  F01M 11/03 ( 200 6.01)
FI (3件):
B04B 1/04 ,  B04B 9/06 A ,  F01M 11/03 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-234963
  • 特開昭50-140956

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