特許
J-GLOBAL ID:201103084407183064

重合開始剤系及びそれを用いた重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-075437
公開番号(公開出願番号):特開2000-273111
特許番号:特許第4183836号
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年10月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 置換基を有していてもよい炭化水素配位子を含む遷移金属カルボニル錯体(A)と、ハロゲン化合物(B)と、ルイス酸(C)とで構成されている重合開始剤系であって、 前記遷移金属カルボニル錯体(A)が、下記式(1) M1L(CO)iX1j (1) (式中、M1は周期表第8族金属元素を示し、Lはシクロペンタジエン骨格を含む炭化水素配位子を示し、置換基を有していてもよい。X1は、水素原子、ハロゲン原子又は擬ハロゲン基を示す。iは1〜3の整数、jは0〜2の整数を示す。)で表される金属錯体であり、 前記ハロゲン化合物(B)が、下記式(2a)又は(2b) (式中、R1〜R3は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、又はヘテロ原子を含む基を示し、このヘテロ原子を含む基は、エステル基、ケトン基、エーテル基、アミノ基、アミド基、イミノ基、シアノ基、ニトロ基、チオエステル基、チオケトン基、又はチオエーテル基を示す。R4は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、又はアラルキル基を示す。R1〜R4で表されるアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、又はヘテロ原子を含む基は置換基を有していてもよい。X2は、ハロゲン原子を示す。)で表わされるハロゲン化合物であり、 前記ルイス酸(C)が、下記式(3a)又は(3b) (式中、M2は、周期表3族元素又は周期表13族元素を示し、M3は、周期表4族元素を示す。R5〜R8は、同一又は異なって、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、シクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基又はアラルキルオキシ基を示す。)で表される化合物である重合開始剤系。
IPC (3件):
C08F 4/80 ( 200 6.01) ,  C08F 12/00 ( 200 6.01) ,  C08F 20/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C08F 4/80 ,  C08F 12/00 510 ,  C08F 20/00 510
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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