特許
J-GLOBAL ID:201103084761045450

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-092127
公開番号(公開出願番号):特開2011-222393
出願日: 2010年04月13日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】ガスシール部におけるシール性を向上させつつ、燃料電池の冷却効率を高める。【解決手段】燃料電池は、単セルを複数積層して成り、隣接する各々の単セルが備えるセパレータ間には冷媒流路が形成され、冷媒流路シール部が隣り合うセパレータの双方に接する冷媒シール位置は、第1のガスシール凸部と第2のガスシール凸部が膜-電極接合体を挟むガスシール位置よりも、セパレータの外周側に配置されており、単セルを構成する一対のセパレータの少なくとも一方は、表裏裏返しとなる形状であって膜-電極接合体側に凸であり、第1のガスシール凸部と第2のガスシール凸部の少なくとも一方に覆われるセパレータ凸部を有し、冷媒流路において、セパレータ凸部の裏返し構造である凹部が形成する空間の少なくとも一部を塞ぐ冷媒脇流れ抑制部が設けられている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電解質膜と該電解質膜の両面に形成された電極とを備える膜-電極接合体と、前記膜-電極接合体を挟持する位置に配置され、前記膜-電極接合体との間でガス流路を形成する一対のセパレータと、を備える複数の単セルを積層して成る燃料電池であって、 隣接する各々の単セルが備えるセパレータ間に配置されて、冷媒流路となる空間の一部を形成する冷媒流路形成部材と、 前記膜-電極接合体の外周部に沿って、前記一対のセパレータ間に配置されたガス流路シール部と、 隣接する各々の単セルが備えるセパレータの双方に接するように設けられて前記冷媒流路をシールする冷媒流路シール部と、 を備え、 前記一対のセパレータの少なくとも一方は、前記ガス流路シール部と接する位置に、表裏裏返しとなる形状であって前記膜-電極接合体側に凸であるセパレータ凸部を有し、 前記ガス流路シール部は、前記一対のセパレータの一方に接着して設けられ、第1のガスシール凸部を有する第1のガス流路シール部材と、前記一対のセパレータの他方に接着して設けられ、第2のガスシール凸部を有する第2のガス流路シール部材と、を備え、前記第1のガスシール凸部および前記第2のガスシール凸部によって前記膜-電極接合体を挟むことによって、前記膜-電極接合体の両面に形成される前記ガス流路をシールし、 前記第1のガスシール凸部と前記第2のガスシール凸部の少なくとも一方は、前記セパレータ凸部に沿う形状に形成され、 前記冷媒流路シール部が、前記隣り合うセパレータの双方に接する冷媒シール位置は、前記第1のガスシール凸部と前記第2のガスシール凸部が前記膜-電極接合体を挟むガスシール位置よりも、前記セパレータの外周側に配置されており、 前記冷媒流路において、前記セパレータ凸部の裏返し構造である凹部が形成する空間の少なくとも一部を塞ぐ冷媒脇流れ抑制部が設けられている 燃料電池。
IPC (1件):
H01M 8/02
FI (3件):
H01M8/02 C ,  H01M8/02 S ,  H01M8/02 B
Fターム (3件):
5H026AA06 ,  5H026CC05 ,  5H026CC08

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