特許
J-GLOBAL ID:201103085396132892

自然言語で構成された文を文法的処理する方法及び該方法を実行するシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-239753
公開番号(公開出願番号):特開平2-115971
特許番号:特許第3384564号
出願日: 1989年09月14日
公開日(公表日): 1990年04月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】語単位から構成される自然言語文を、処理装置を用いて文法的に処理する方法であって、a.語彙メモリに登録された語の語範疇及び用途指定範疇に基づいて、前記語単位から語範疇及び用途指定範疇が付されて語彙化された語単位を得て、該語彙化された語単位のそれぞれを語メモリに記憶する段階と、b.前記語メモリから読み込まれる前記語彙化された語単位を構成解析し、構成要素を生成して、構成要素を伴う少なくとも一つの文表現を提供する段階と、を備え、さらに、前記文表現のそれぞれに可能性係数が関連づけられる方法であり、前記段階b.として、a)前記語メモリから供給される語彙化された語単位に対して、構成要素範疇が文である構成要素を出発構成要素として与えられ、文表現を記憶するメモリから供給される構成要素範疇が付された構成要素について、文法データメモリにあり、語範疇と構成要素範疇及び機能ラベルとの関係規則を記述した文法データを参照して、該当する関係規則により、適合される語彙化された語単位の指示と機能ラベルとの対を構成要素に付し、該当する関係規則によっては、構成要素範疇が付された新たな構成要素を生成し、前記文表現を更新または補足する段階と、b)前記段階a)で得られた文表現を記憶するメモリからの構成要素について、文法データメモリにあり、構成要素の構成要素範疇と該構成要素の上位となる親構成要素の構成要素範疇及び機能ラベルとの関係規則を記述した文法データを参照して、該当する関係規則により、構成要素の指示と機能ラベルとの対を親構成要素に付し、前記文表現を更新又は補足する段階と、c)少なくとも前記段階b)において、文法データメモリにあり、誤りを検出するためのシンタクス規則を記述した文法データを参照して、文表現の親構成要素と構成要素及び/または語彙化された語単位の間の相互関係を少なくとも機能ラベルにより検査し、誤りが検出されたならば、誤りに応じて該文表現に関連付けられる可能性係数を小さくし、その後、予め選定されているしきい値より大きい可能性係数が関連付けられた文表現を選択する段階と、を含む方法。
IPC (1件):
G06F 17/27
FI (1件):
G06F 17/27 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-269776

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