特許
J-GLOBAL ID:201103085853616523
樹脂微粒子分散液の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-200120
公開番号(公開出願番号):特開2011-052058
出願日: 2009年08月31日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】高品位画像を形成可能なトナーの製造に利用できる粒度分布幅が狭い樹脂微粒子の分散液の製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】溶融工程と、得られる溶融状態の樹脂粒子に所定の割合で第1水性媒体を添加する転相乳化工程と、該高圧樹脂微粒子分散液に第2水性媒体を添加する希釈工程と、徐冷徐減圧工程とを含み、第1水性媒体の添加位置での圧力P2とその直前及び直後での圧力P1及びP3がP1>P3>P2を満たし、第2水性媒体の添加位置での圧力P5とその直前及び直後の圧力P4及びP6がP4>P6>P5を満たし、溶融工程、転相乳化工程及び希釈工程と徐冷徐減圧工程との両工程の滞留時間T1、T2及びT3がT2>T3>T1及びT2=(1.2〜2.0)×T1の関係を充足することを特徴とする樹脂微粒子分散液の製造方法により、上記課題を解決する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
体積平均粒径が0.1〜6mmの樹脂粒子を加熱加圧条件下でせん断力を付与しながら溶融状態にする溶融工程と、
得られる溶融状態の樹脂粒子に加熱加圧条件下で該樹脂粒子100重量部に対し10〜45重量部の割合で第1の水性媒体を添加し、せん断力を付与することにより高圧樹脂微粒子分散液を調製する転相乳化工程と、
前記高圧樹脂微粒子分散液に加熱加圧条件下で希釈用の第2の水性媒体を添加する希釈工程と、
希釈された高圧樹脂微粒子分散液を前記樹脂粒子のガラス転移温度以下及び大気圧まで徐冷及び徐減圧することにより、体積平均粒径が0.1〜2μmで粒径の変動係数(CV値)が30以下の樹脂微粒子が水性媒体中に分散してなる常圧樹脂微粒子分散液を調製する徐冷徐減圧工程と
をこの順に含み、
前記溶融工程、前記転相乳化工程及び前記希釈工程を、加圧条件が個別に調整可能な複数の区域から構成される装置において実施し、
前記溶融状態の樹脂粒子への前記第1の水性媒体の添加を行う区域での圧力P2とその直前及び直後の区域での圧力P1及びP3がP1>P3>P2の関係にあり、
前記高圧樹脂微粒子分散液への前記第2の水性媒体の添加を行う区域での圧力P5とその直前及び直後の区域での圧力P4及びP6がP4>P6>P5の関係にあり、
前記溶融工程内の滞留時間T1、前記転相乳化工程内の滞留時間T2及び前記希釈工程内と前記徐冷徐減圧工程内の合計の滞留時間T3がT2>T3>T1及びT2=(1.2〜2.0)×T1の関係を充足することを特徴とする樹脂微粒子分散液の製造方法。
IPC (3件):
C08J 3/03
, G03G 9/087
, C08J 3/16
FI (3件):
C08J3/03
, G03G9/08 381
, C08J3/16
Fターム (14件):
2H005AB03
, 2H005AB04
, 2H005EA05
, 4F070AA47
, 4F070AE04
, 4F070AE14
, 4F070CA04
, 4F070CB02
, 4F070CB12
, 4F070DA36
, 4F070DA39
, 4F070DC14
, 4F070FA03
, 4F070FC05
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