特許
J-GLOBAL ID:201103085916293550

振子式吸振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-073084
公開番号(公開出願番号):特開2011-202782
出願日: 2010年03月26日
公開日(公表日): 2011年10月13日
要約:
【課題】異音を発生させず、また小型・軽量化の可能な振子式吸振器を提供する。【解決手段】回転体1は、内周側部材2と、その内周側部材2と同心円上にトルク伝達可能に配置されかつ周側部材2と所定の範囲相対的回転可能な外周側部材7とを備え、外周側部材7の内周面には、回転体1の半径方向で外側に湾曲して窪んだ複数の転動面8が回転体1の回転方向に並んで連続して形成され、それらの各転動面8に対応して転動体9が配置され、内周側部材2の外周部に、転動面8との間に転動体9を挟み付けて固定するための突起部10が形成され、回転体1の回転数が低回転数の場合に突起部10と転動面8とで転動体9を挟み付けて固定するように外周側部材7と内周側部材2とを相対回転させ、かつ高回転数の場合にその固定を解除するように外周側部材7と内周側部材2とを相対回転させる固定切替機構13を更に備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転体の外周部に、その回転体の回転方向に相対的に移動可能な転動体が保持されている振子式吸振器において、 前記回転体は、内周側部材と、その内周側部材と同心円上にトルク伝達可能に配置されかつ前記内周側部材と所定の範囲相対的回転可能な外周側部材とを備えるとともに、 前記外周側部材の内周面には、前記回転体の半径方向で外側に湾曲して窪んだ複数の転動面が前記回転体の回転方向に並んで連続して形成され、 それらの各転動面に対応して各転動面毎に前記転動体が配置され、 前記内周側部材の外周部に、前記転動面との間に前記転動体を挟み付けて固定するための突起部が形成され、 前記回転体の回転数が低回転数の場合に前記突起部と前記転動面とで前記転動体を挟み付けて固定するように前記外周側部材と前記内周側部材とを相対回転させ、かつ前記回転体の回転数が高回転数の場合に前記突起部と前記転動面とが前記転動体を挟み付けて固定しないように前記外周側部材と前記内周側部材とを相対回転させる固定切替機構を更に備えている ことを特徴とする振子式吸振器。
IPC (2件):
F16F 15/31 ,  F16F 15/32
FI (2件):
F16F15/31 E ,  F16F15/32 K

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