特許
J-GLOBAL ID:201103086152276481
自動操舵システム及び自動操舵装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
桂川 直己
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-148682
公開番号(公開出願番号):特開2011-005888
出願日: 2009年06月23日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】海の状況に素早く対応して船舶を適切な制御感度で制御する自動操舵システムを提供する。【解決手段】自動操舵システム10は、GPSコンパス11と、GPSプロッタ12と、風向風速計13と、レーダ装置14と、舵角制御バルブ15と、自動操舵制御装置17と、を備える。自動操舵制御装置17は、GPSコンパス11が検出した船首方位と、GPSプロッタに入力された目的地の方位と、がなす角度を示す偏角を求める。そして自動操舵制御装置17は、この偏角に適用する補正係数を、風向風速計13が検出した現在地の風向及び風速と、レーダ装置14が取得した波の高さ及び波の向きであってGPSプロッタ12が設定した進行予定ルート上の波の高さ及び波の向きと、に基づいて求める。その後、自動操舵制御装置17は、この補正係数を偏角に適用して得られた指示舵角を用いて舵角制御バルブ15を制御することで船舶の進行方向を変化させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
自船の船首方位を検出する方位検出器と、
前記自船の現在地を取得可能であり、目的地が入力されることで進行予定ルートの設定を行う航法装置と、
前記現在地の自然環境による外乱要素を検出して現在外乱情報として取得する外乱検出装置と、
信号を発信し、その反射波を検出することにより、前記現在地の周囲の外乱要素に関する情報を取得するレーダ装置と、
前記自船の進行方向を変化させる舵角変更装置と、
前記現在地及び現在の前記船首方位と、前記目的地又は前記進行予定ルートと、に基づいて、前記進行方向について修正すべき修正量を求め、
前記修正量に適用する補正係数を、少なくとも、前記現在外乱情報と、前記レーダ装置が取得した前記周囲の外乱要素に関する情報であって前記進行予定ルート上の情報である将来外乱情報と、に基づいて求め、
前記補正係数を前記修正量に適用して前記舵角変更装置を制御することで前記進行方向を変化させる自動操舵制御装置と、
を備えることを特徴とする自動操舵システム。
IPC (3件):
B63H 25/04
, G08G 3/00
, G01C 21/00
FI (4件):
B63H25/04 D
, B63H25/04 G
, G08G3/00 A
, G01C21/00 Z
Fターム (14件):
2F129AA14
, 2F129BB03
, 2F129CC16
, 2F129EE52
, 2F129GG18
, 2F129HH12
, 5H180AA25
, 5H180FF05
, 5H180FF13
, 5H180FF22
, 5H181AA25
, 5H181FF05
, 5H181FF13
, 5H181FF22
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭61-247917
-
特開昭62-231894
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