特許
J-GLOBAL ID:201103086246702824

ディジタル形距離継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-194556
公開番号(公開出願番号):特開2002-010478
特許番号:特許第3456952号
出願日: 2000年06月28日
公開日(公表日): 2002年01月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電力系統の送電線の電圧、電流を所定の周期でサンプリングして取り込み、抵抗、リアクタンス等からなる送電線の線路方程式から事故点までのインピーダンスを計測して事故点が所定の領域内にあるか否かを検出するディジタル形距離継電器において、正相抵抗分Rcal、正相リアクタンス分Xcalを算出する第1の手段と、事故を検出する時点よりも所定時間前の負荷電流を記憶する第2の手段と、事故点に流れる事故電流の位相と同等の位相関係にある電流を抽出する第3の手段と、前記正相抵抗分、正相リアクタンス分を直接算出する電流の位相に対して前記第3の手段により得られた電流の位相が遅れか進みかの関係を検出する第4の手段と、前記第4の手段で得られた位相関係において、その両電流の位相差に比例した値を適用して前述の距離継電器の動作を判定する第5の手段と、前記第2の手段で記憶された負荷電流の流れる方向が送電方向であることを検出した場合、前記正相インピーダンスが所定の抵抗分、リアクタンス分を基点にして所定の領域内にあるか否かで動作を判定する動作特性と前記第5の手段の動作特性と共通する領域を動作域と判定し、前記第2の手段で記憶された負荷電流の流れる方向が受電方向であることを検出した場合、前記正相インピーダンスが所定の抵抗分、リアクタンス分を基点にして所定の領域内にあるか否かで動作を判定する動作特性と前記第5の手段の動作特性の何れかの動作領域を動作域と判定する第6の手段と、からなることを特徴とするディジタル形距離継電器。
IPC (2件):
H02H 3/40 ,  G01R 31/08
FI (2件):
H02H 3/40 E ,  G01R 31/08

前のページに戻る