特許
J-GLOBAL ID:201103086487229402

目標物速度特定装置、目標物速度特定プログラム及び目標物速度特定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝井 章司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-059618
公開番号(公開出願番号):特開2011-191267
出願日: 2010年03月16日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】アジマス圧縮後のSAR画像から高精度に目標物の速度を特定する。【解決手段】目標物の複数の予測速度を入力する。SARと目標物との相対距離と、合成開口時間とに基づき計算されるアジマス圧縮用の参照関数を、入力された予測速度毎に生成する。特に、所定の場合には、予測速度に応じて合成開口時間の開始時刻と終了時刻とを変化させて参照関数を生成する。入力されたアジマス圧縮後のSAR画像を、一旦アジマス解凍して、アジマス圧縮前のデータに戻し、生成した各参照関数に基づき再びアジマス圧縮して画像を再生する。最も鮮明な画像を再生する際に使用した参照関数を特定し、特定した参照関数を生成する際に用いた予測速度を目標物の速度として特定する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
SAR(Synthetic Aperture Radar)により観測された目標物の速度を特定する目標物速度特定装置であり、 SARが観測した目標物のデータについてレンジ圧縮したレンジ圧縮後データを入力して記憶装置に記憶するデータ入力部と、 SARを搭載したSAR搭載機の速度を入力して記憶装置に記憶するSAR速度入力部と、 合成開口時間の開始時刻と終了時刻とを示す合成開口時間情報を入力して記憶装置に記憶する合成開口時間情報入力部と、 目標物の複数の予測速度を入力して記憶装置に記憶する予測速度入力部と、 前記SAR速度入力部が入力したSAR搭載機の速度と、前記合成開口時間情報入力部が入力した合成開口時間情報が示す合成開口時間と、前記予測速度入力部が入力した複数の予測速度とに基づき、前記予測速度入力部が入力した予測速度毎に、前記SAR搭載機の速度と目標物の速度とに基づき表される前記SARと前記目標物との相対距離と、合成開口時間とから得られる参照関数を処理装置により生成することで、複数の参照関数を生成する参照関数生成部であって、所定の場合には前記予測速度に応じて前記合成開口時間の開始時刻と終了時刻とを変化させて参照関数を生成する参照関数生成部と、 前記参照関数生成部が生成した複数の参照関数の各参照関数に基づき、前記レンジ圧縮後データをアジマス圧縮し複数のアジマス圧縮後データを処理装置により生成するアジマス圧縮処理部と、 前記アジマス圧縮処理部が生成した複数のアジマス圧縮後データの各アジマス圧縮後データが示す目標物の画像の鮮明度を処理装置により算出する鮮明度算出部と、 前記鮮明度算出部が算出した前記目標物の画像の鮮明度が高いアジマス圧縮後データを生成するために使用した参照関数を生成する場合に、前記参照関数生成部が使用した予測速度を目標物の速度として処理装置により特定する速度特定部と を備えることを特徴とする目標物速度特定装置。
IPC (1件):
G01S 13/90
FI (1件):
G01S13/90
Fターム (10件):
5J070AB01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AE01 ,  5J070AE02 ,  5J070AE14 ,  5J070AF06 ,  5J070AH35 ,  5J070AK22 ,  5J070BE02
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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