特許
J-GLOBAL ID:201103086508846792

動いている標的の容積部を放射線照射するための方法並びに装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 重信 和男 ,  清水 英雄 ,  高木 祐一 ,  中野 佳直 ,  溝渕 良一 ,  秋庭 英樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-526208
公開番号(公開出願番号):特表2010-540050
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2010年12月24日
要約:
ある動いている標的の容積部の、実際の本当の放射線量の分布、特には実際の本当の有効放射線量の分布を決定するための方法は、該動いている標的の容積部の第一の動いている状態にある体積の要素の第一の位置及び該動いている標的の容積部の少なくとも一つのさらなる動いている状態にある体積の要素のさらなる位置を検出する処理、当該第一の位置を当該さらなる位置に変換することにより変換パラメーターを決定する処理、放射線照射を受けるべき複数のラスタ点を有している照射計画に従って該動いている標的の容積部を照射する処理(そこでは、あるラスタ点を照射している間、該動いている状態の何れが該動いている標的の容積部(102)によって占められているかを検出せしめている)、ラスタ点をサブ照射計画に割り当てる処理及び該サブ照射計画のラスタ点からの寄与分からそれぞれの場合について、該変換パラメーターを使用して、複数の体積の要素のうちのそれぞれについて実際の本当の線量を決定する処理を含むものである。動きにより生ずる変化を補償する訂正パラメーターを計算し、それをブラッグマキシマムの位置に適用し、適用された生物学的有効放射線量に適用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の体積の要素を有しており且つ動いている標的の容積部(102)を放射線照射する場合に実際の本当の放射線量の分布を決定するための方法であって、該方法は次なる処理: 当該動いている標的の容積部(102)の第一の動いている状態にある複数の体積の要素の第一の位置を検出する処理; 当該動いている標的の容積部(102)の少なくとも一つのさらなる動いている状態にある複数の体積の要素のさらなる位置を検出する処理; 当該第一の位置を当該さらなる位置に変換することにより変換パラメーターを決定する処理; 放射線照射を受けるべき複数のラスタ点(222)を有している照射計画に従って該動いている標的の容積部(102)を照射する処理であって、そこでは、あるラスタ点を照射している間、該動いている状態の何れが該動いている標的の容積部(102)によって占められているかを検出せしめている処理; ラスタ点(222)を、該動いている標的の容積部(102)が占めている該第一の動いている状態の部分を照射している間、第一のサブ照射計画に割り当てる処理; ラスタ点(222a)を、該動いている標的の容積部(102)が占めている該少なくとも一つのさらなる動いている状態の部分を照射している間、少なくとも一つのさらなるサブ照射計画に割り当てる処理;そして 該第一のサブ照射計画及び該少なくとも一つのさらなるサブ照射計画のラスタ点(222, 222a)からの寄与分からそれぞれの場合について、該変換パラメーターを使用して、複数の体積の要素のうちの少なくとも一つについて実際の本当の線量を決定する処理 を有していることを特徴とする方法。
IPC (1件):
A61N 5/10
FI (4件):
A61N5/10 D ,  A61N5/10 M ,  A61N5/10 H ,  A61N5/10 P
Fターム (7件):
4C082AA01 ,  4C082AC04 ,  4C082AE01 ,  4C082AG02 ,  4C082AG08 ,  4C082AP07 ,  4C082AP08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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