特許
J-GLOBAL ID:201103086541698367

液状物の殺菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-086458
公開番号(公開出願番号):特開2000-279488
特許番号:特許第3424589号
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 相対向する電極を有していてこの電極間を液状物が流通する殺菌処理容器部と、この殺菌処理容器部の電極間にパルス電圧を印加するパルス電源とを備える液状物の殺菌装置において、前記殺菌処理容器部は、中央に配置された高電圧電位の高電圧電極およびその両外側に配置された2枚の接地電位の接地電極から成る3枚の平行平板状の電極であって鉛直方向に沿って立てて配置されたものを有しており、この高電圧電極と両接地電極との間には、液状物が流通する空間であって液状物に電界を印加して殺菌処理を施す処理部がそれぞれ形成されており、この各処理部における液状物の流通方向は鉛直方向に沿って下から上への方向であり、前記各処理部の両端部には、各処理部の液状物流通方向に交差する方向の幅を規定して、当該幅を高電圧電極の幅にほぼ一致させる絶縁物がそれぞれ設けられており、前記高電圧電極および両接地電極には、それらから前記処理部の幅方向の両側に張り出していて前記各処理部における電界を平等電界化する補助電極がそれぞれ電気的に接続されており、前記高電圧電極の液状物流通方向の長さは前記接地電極の同方向の長さよりも短く、かつ前記高電圧電極の液状物流通方向の両端部は流線形をしており、前記殺菌処理容器部に対する液状物の入口部および出口部は、前記高電圧電極の端部から液状物流通方向に、前記処理部における高電圧電極と接地電極との間の距離よりも大きい距離だけ離れた位置に設けられており、かつ前記高電圧電極と両接地電極との間に前記パルス電源からパルス電圧が印加されることを特徴とする液状物の殺菌装置。
IPC (2件):
A61L 2/02 ,  A23L 3/32
FI (2件):
A61L 2/02 Z ,  A23L 3/32

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