特許
J-GLOBAL ID:201103087215578412

最良状態探索装置及び配電系統損失低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-153925
公開番号(公開出願番号):特開2011-010522
出願日: 2009年06月29日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】探索対象の規模に関わらず最適解を探索可能な最良状態探索装置と、系統全体の有効電力損失を最小化する系統損失低減装置を提供する。【解決手段】系統構成の初期状態を現在状態として記憶する記憶装置100と、各区間について、有効電力損失に相当する評価値、移行可能数等を備えた移行リスト202と、評価値の大きい区間を高い確率で選択する評価対象選択部203と、選択区間について隣接状態を確率的に選択し移行させる隣接状態選択部204と、移行後の隣接状態を構成する各区間の評価値から系統全体の全体評価値が最小となる隣接状態を最良状態として決定する評価部205とを備え、評価対象選択部203、隣接状態選択部204、評価部205による最良状態の探索処理を、強制移行回数に達するまで複数並行して実行し、前記最良状態により現在状態を置き換えて上記の処理を収束判定回数だけ繰り返し実行する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の対象がすべて離散値である解空間において前記対象の組み合わせ最適化問題をコンピュータシステムによって解き、最適解としての最良状態を求めるようにした最良状態探索装置において、 前記対象の組み合わせからなる状態の初期値を現在状態として記憶する記憶手段と、 前記対象のそれぞれについて、当該対象の評価値と、当該対象を含む状態を変化させて隣接状態に移行させるための移行パラメータと、を規定した移行リストと、 前記評価値を用いて所定の対象を確率的に選択する評価対象選択手段と、 この評価対象選択手段により選択した対象について、前記移行パラメータを用いて前記隣接状態を確率的に選択し移行させる隣接状態選択手段と、 この隣接状態選択手段により隣接状態を移行させるたびに、移行後の隣接状態を構成する各対象の前記評価値から全体評価値を求め、この全体評価値から目的関数を最良とする隣接状態を最良状態として決定する評価手段と、 を備え、 前記評価対象選択手段、隣接状態選択手段及び評価手段による最良状態の探索処理を、所定の強制移行回数に達するまで実行すると共に、 前記評価手段が決定した最良状態により前記現在状態を置き換えて、上記の処理を所定の収束判定回数だけ繰り返し実行することを特徴とする最良状態探索装置。
IPC (1件):
H02J 3/00
FI (2件):
H02J3/00 J ,  H02J3/00 G
Fターム (7件):
5G066AA03 ,  5G066AA04 ,  5G066AA09 ,  5G066AE01 ,  5G066AE03 ,  5G066AE04 ,  5G066AE09
引用特許:
審査官引用 (1件)

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