特許
J-GLOBAL ID:201103087271140934

マルチプロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 司朗 ,  小林 国人 ,  川畑 孝二 ,  木村 公一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2009002735
公開番号(公開出願番号):WO2009-153977
出願日: 2009年06月16日
公開日(公表日): 2009年12月23日
要約:
処理効率を低下させることなく複数のスレッドを処理できるマルチプロセッサを提供する。 複数のスレッドのうち実行対象となる所定個のスレッドそれぞれに異なるレジスタファイルを割り付けて、割り付けられた各スレッドの処理を並列に行う第1プロセッサと、前記第1プロセッサの指示に応じた処理を行う第2プロセッサとからなるマルチプロセッサであって、 前記第1プロセッサは、前記複数のスレッド毎に割り当てられた記憶領域を有し、実行対象の一のスレッドに含まれる命令に応じて前記第2プロセッサに処理依頼をし、前記第2プロセッサから当該スレッドに対する処理結果の値の書き込み要求を受け付けると、現時点で当該スレッドが実行対象であるか否かを判断し、実行対象でないと判断する場合には当該スレッドに割り当てられた記憶領域に前記処理結果の値を書き込むよう制御する。
請求項(抜粋):
複数のスレッドのうち実行対象となる所定個のスレッドそれぞれに異なるレジスタファイルを割り付けて、割り付けられた各スレッドの処理を並列に行う第1プロセッサと、前記第1プロセッサの指示に応じた処理を行う第2プロセッサとからなるマルチプロセッサであって、 前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサから処理依頼がなされると、前記第1プロセッサの指示に応じた処理を行い、当該処理結果の値の書き込み要求を前記第1プロセッサへ通知し、 前記第1プロセッサは、 前記複数のスレッド毎に割り当てられた領域を有する記憶手段と、 実行対象である各スレッドについて、当該スレッドが実行対象から非実行対象となる場合に当該スレッドに割り付けられたレジスタファイル内の値を前記記憶手段において割り当てられた領域に保存する第1の制御手段と、 実行対象の一のスレッドに含まれる命令に応じて前記第2プロセッサに処理依頼をし、前記第2プロセッサから当該スレッドに対する処理結果の値の書き込み要求を受け付けると、現時点で当該スレッドが実行対象であるか否かを判断し、実行対象でないと判断する場合には前記記憶手段において当該スレッドに割り当てられた領域の一部に前記処理結果の値を書き込むよう制御する第2の制御手段と、 スレッドが非実行対象から再度実行対象となる場合に、当該スレッドに割り当てられた領域内の値を再度割り付けられたレジスタファイルへ復元する第3の制御手段とを備える ことを特徴とするマルチプロセッサ。
IPC (1件):
G06F 9/46
FI (1件):
G06F9/46 410

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