特許
J-GLOBAL ID:201103087339805859

車両ホイールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 昇 ,  原田 三十義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-097578
公開番号(公開出願番号):特開2011-225132
出願日: 2010年04月21日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【課題】 軽量の車両ホイールを安価に提供する。【解決手段】 鋳造工程で用いられる鋳型は、上下に対向して配置された第1、第2型51,52と、複数に分割された横型53とを備え、横型の各々はその内周の全長にわたって突出した円弧状の鍔部53xを有している。鋳造工程では、型締め状態にある鋳型の成形用キャビティ55に溶湯を充填することにより、少なくともディスク10を有するプリフォーム1Aを鋳造し、この際、上記第1型51と横型53の鍔部53xとの間で、互いに周方向に離れて放射状に配置された第1スポーク部12aを成形し、上記第2型52と鍔部53xとの間で、互いに周方向に離れて放射状に配置された第2スポーク部12bを成形し、上記横型53の鍔部53xが成形用キャビティ55の一部を埋めることにより、上記プリフォーム1Aに円環状の鋳抜き空間を形成し、この鋳抜き空間を介して上記第1、第2スポーク部12a,12bを軸方向に離す。上記後工程では、上記鋳抜き空間の径方向外側の開口を塞ぐようにして、リムを形成する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
鋳造工程と、後工程とを備えた車両ホイールの製造方法において、 上記鋳造工程で用いられる鋳型は、上下に対向して配置された第1、第2型と、複数に分割された横型とを備え、上記横型の各々はその内周の全長にわたって突出した円弧状の鍔部を有し、 上記鋳造工程では、型締め状態にある鋳型の成形用キャビティに溶湯を充填することにより、少なくともディスクを有するプリフォームを鋳造し、この際、上記第1型と横型の鍔部との間で、互いに周方向に離れて放射状に配置された第1スポーク部を成形し、上記第2型と鍔部との間で、互いに周方向に離れて放射状に配置された第2スポーク部を成形し、上記横型の鍔部が成形用キャビティの一部を埋めることにより、上記プリフォームに円環状の鋳抜き空間を形成し、この鋳抜き空間を介して上記第1、第2スポーク部を軸方向に離すようにし、 上記後工程では、上記鋳抜き空間の径方向外側の開口を塞ぐようにして、リムを形成することを特徴とする車両ホイールの製造方法。
IPC (4件):
B60B 21/00 ,  B60B 21/02 ,  B60B 3/04 ,  B60B 3/06
FI (5件):
B60B21/00 P ,  B60B21/02 J ,  B60B21/02 H ,  B60B3/04 A ,  B60B3/06

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