特許
J-GLOBAL ID:201103087822735128

衝撃試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-200335
公開番号(公開出願番号):特開2011-053014
出願日: 2009年08月31日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】自動車等の衝突時の衝撃強度を精度良く、簡便に計測することができ、更には、自動車部品等を構成する接合体等に衝撃エネルギーが負荷される際の変形速度を、精度良く、自在に設定することが可能な衝撃試験装置を提供する。【解決手段】打撃体3を衝撃ブロック6に衝突させて衝撃試験を実施する衝撃試験装置1であって、内層側シリンダー空間27に供給する高圧空気は、外層側シリンダー空26間に供給する高圧空気の、2倍以上の空気圧であり、発射装置4を構成する内層側シリンダー空間27に供給する高圧空気と、外層側シリンダー空間26に供給する高圧空気のうち、少なくとも一方の空気圧を調整することで、発射される打撃体3の速度が調整できるように構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筒状の発射管内に収容された打撃体を、前記発射管の先端側に位置する衝撃ブロックに向けて、前記発射管の基端側に設けられた発射装置から噴出された高圧空気により発射させることで、前記打撃体を前記衝撃ブロックに衝突させることにより衝撃試験を実施する衝撃試験装置であって、 前記発射装置は、外表面を形成する筒状体と、その筒状体の両端面を被覆する前後の蓋板と、その筒状体の内側に設けられた筒状隔壁と、その筒状隔壁の内側に設けられたピストンとから構成されており、前記筒状隔壁で仕切られた外側が外層側シリンダー空間、前記筒状隔壁で仕切られた内側が内層側シリンダー空間となっており、前記筒状隔壁の前側の蓋板寄りには、前記外層側シリンダー空間と前記内層側シリンダー空間を連通する連通孔が形成されていると共に、その前記前側の蓋板には高圧空気の噴出口が形成されており、 前記発射装置は、前記内層側シリンダー空間に高圧空気を供給して前記ピストンを前進させ、前記前側の蓋板の噴出口を前記ピストンで閉塞した後、前記外層側シリンダー空間に高圧空気を供給し、更にその後、前記内層側シリンダー空間の高圧空気を瞬時に排気することで前記ピストンを後退させ、前記外層側シリンダー空間の高圧空気を前記連通孔を介して前記噴出口から噴出させて、前記打撃体を発射するように構成されており、 前記内層側シリンダー空間に供給する高圧空気は、前記外層側シリンダー空間に供給する高圧空気の、2倍以上の空気圧であると共に、前記内層側シリンダー空間に供給する高圧空気と、前記外層側シリンダー空間に供給する高圧空気のうち、少なくとも一方の空気圧を調整することができるように構成されていることを特徴とする衝撃試験装置。
IPC (1件):
G01N 3/30
FI (1件):
G01N3/30
Fターム (4件):
2G061AA13 ,  2G061AB04 ,  2G061BA04 ,  2G061DA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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