特許
J-GLOBAL ID:201103088182178975

ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの耐圧試験結果の定量的評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-042916
公開番号(公開出願番号):特開2000-310661
特許番号:特許第3833865号
出願日: 2000年02月21日
公開日(公表日): 2000年11月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】水トリー劣化したゴム・プラスチック絶縁ケーブルの耐圧試験結果の定量的評価方法であって、 (1)当該線路が運用中に運転電圧で破壊する確率と水トリー長の関係を求め、 (2)当該線路が運用中に所定の開閉サージ電圧で破壊する確率と水トリー長の関係を求め、 (3)前記、(1)及び(2)の関係から、当該線路が運用中に運転電圧または所定の開閉サージ電圧で破壊する確率と水トリー長の関係を求め、 (4)水トリーの成長速度から、寿命判定を行おうとする所定年数間の水トリー成長長さを求め、上記(3)で求めた運転電圧または所定の開閉サージ電圧で破壊する確率と水トリー長の関係より、その水トリー長から上記水トリー成長長さを差し引いた水トリー長と破壊確率の関係を求め、 (5)上記(3)で求めた破壊確率と水トリー長の関係と、上記(4)で求めた水トリー長と破壊確率の関係から、全ての水トリー長に対して、上記所定年数に水トリーが運転電圧または所定の開閉サージ電圧で破壊する確率と、破壊しない確率を求め、 (6)寿命判定試験に用いる所定電圧の試験波形におけるゴム・プラスチック絶縁ケーブルの破壊確率と水トリー長の関係を求め、該関係から、全ての水トリー長に対して、該試験に用いる所定電圧の試験波形により上記ケーブルが破壊する確率と破壊しない確率を求め、 (7)▲1▼寿命判定試験に用いる所定電圧の試験波形で破壊しかつ運用中に前記所定年数以内に運転電圧または所定の開閉サージ電圧で破壊、▲2▼寿命判定試験に用いる所定電圧の試験波形で破壊せず運用中に前記所定年数以内に運転電圧または所定の開閉サージ電圧で破壊、▲3▼寿命判定に用いる所定電圧の試験波形で破壊しかつ運用中に前記所定年数以内に運転電圧およぴ所定の開閉サージ電圧で破壊しない、▲4▼寿命判定試験に用いる所定電圧の試験波形で破壊せずかつ運用中に前記所定年数以内に運転電圧および所定の開閉サージ電圧で破壊しない、の4種類に事象を分けて、全ての水トリー長について該4種類の事象の起きる確率を(5)および(6)の破壊確率と水トリー長の関係から計算し、横軸水トリー長、縦軸破壊確率としたグラフ上で上記4つの事象がおこる領域を求め、 (8)上記4つの事象がおこる領域の面積比と、寿命判定試験に用いる所定電圧の試験波形による結果から、ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの耐圧試験結果を定量的評価する ことを特徴とするゴム・プラスチック絶縁ケーブルの耐圧試験結果の定量的評価方法。
IPC (3件):
G01R 31/12 ( 200 6.01) ,  G01N 27/92 ( 200 6.01) ,  H02G 1/06 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01R 31/12 B ,  G01N 27/92 B ,  H02G 1/06 Q

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