特許
J-GLOBAL ID:201103088388102037

DNAマイクロアレイと蓄積性蛍光体シートとを用いる相補性核酸断片の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372976
公開番号(公開出願番号):特開2001-183371
特許番号:特許第3779112号
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】複数種かつ多数本の一本鎖の核酸分子断片が、同一種の多数本の一本鎖の核酸断片分子と、他の種の多数本の一本鎖の核酸断片分子とが互いに分離された状態で支持体に点在固定されてなるDNAマイクロアレイに、放射性物質で標識された試料一本鎖核酸断片を液相にて接触させ、DNAマイクロアレイに固定された一本鎖核酸断片分子に対して相補性を持つ試料一本鎖核酸断片をハイブリダイゼーションによって該一本鎖核酸断片分子に結合させることにより支持体に固定させる工程;DNAマイクロアレイから未固定の試料一本鎖核酸断片を除去する工程;該処理を施したDNAマイクロアレイを、上記一本鎖核酸断片分子の固定位置に対応する領域に蓄積性蛍光体層を存在させ、一方、該一本鎖核酸断片分子の固定位置に対応しない領域には蓄積性蛍光体層が存在しない部分を形成した蓄積性蛍光体シートを位置合せした状態で重ね合わせ、該DNAマイクロアレイに結合固定された試料一本鎖核酸断片の放射性標識から発せられる放射線エネルギーを該蓄積性蛍光体シートに吸収蓄積させる工程;放射線エネルギーを吸収蓄積した蓄積性蛍光体シートに励起光を照射して、該蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生させる工程;該輝尽発光光を集光し、この集光光を光電変換により電気信号に変換する工程;そして、該電気信号を処理することによって、試料一本鎖核酸断片が結合した一本鎖核酸断片分子の位置を検出する工程からなることを特徴とする相補性核酸断片の検出方法。
IPC (7件):
G01N 33/53 ( 200 6.01) ,  C12M 1/00 ( 200 6.01) ,  C12M 1/34 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/68 ( 200 6.01) ,  G01N 21/78 ( 200 6.01) ,  G01N 33/566 ( 200 6.01)
FI (7件):
G01N 33/53 M ,  C12M 1/00 A ,  C12M 1/34 Z ,  C12N 15/00 A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 21/78 C ,  G01N 33/566
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 分子を検出する方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-310445   出願人:ヒューストン・アドバンスト・リサーチ・センター, ベイラーカレッジオブメディスン, マサチューセッツ・インスティチュート・オブ・テクノロジー
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-016328   出願人:富士写真フイルム株式会社

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