特許
J-GLOBAL ID:201103088519622520

可変レバータンブラー錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 岳雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-379268
公開番号(公開出願番号):特開2003-184366
特許番号:特許第4044757号
出願日: 2001年12月12日
公開日(公表日): 2003年07月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記内筒内に、夫々全体の形状が略C字形で一端部を支軸に揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された合鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーの複数を鍵孔に沿って列設し、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、 各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、支軸をその両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、一端を支軸に遊嵌させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突部を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突部と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突部と整合するように設定し、他方、支軸を外方に付勢する一方、内筒の内端部に、内筒の半径方向に移動可能で、外部から操作可能なスイッチ部材を支軸の外側からこれに当接可能に設けたことを特徴とする可変レバータンブラー錠。
IPC (1件):
E05B 29/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
E05B 29/00 A

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