特許
J-GLOBAL ID:201103088537266056

減圧脱泡工程の脱泡性能評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-038981
公開番号(公開出願番号):特開2002-249322
特許番号:特許第4438236号
出願日: 2001年02月15日
公開日(公表日): 2002年09月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】泡を含有し圧力P0の雰囲気下にある溶融ガラスを、雰囲気圧力PAがP0未満である減圧槽の一端に設けられた導入口から連続的に導入し、該減圧槽内を通過させ、該減圧槽の他の一端に設けられた排出口から圧力P0の雰囲気下に連続的に排出させる減圧脱泡工程の脱泡性能をコンピュータを用いて評価する方法であって、 減圧槽の構造データ、減圧脱泡工程の操業データおよび溶融ガラスの物性データを与えて溶融ガラス流れモデルにより溶融ガラスの速度場および温度場をコンピュータを用いて算出し、 時刻t=0に前記導入口の溶融ガラス中に存在するN0個の半径r0の泡のt>0での軌道を、r0、前記泡の導入口内における位置、前記速度場および温度場を与えて泡軌道計算モデルによりコンピュータを用いて算出し、 該算出された前記N0個の泡の軌道から前記排出口に到達する泡の個数Nを得て前記N0との比N/N0によって前記脱泡性能を評価する方法であり、 下記方法Aによって決定された溶融ガラスの温度Tに依存するパラメタaおよびPEと定数αとが前記泡軌道計算モデルに与えられ、 前記泡軌道計算モデルにおける時刻tでの泡の半径rが、a、PEおよびαによって決まる下記式1に従うことを特徴とする前記脱泡性能を評価する方法。 (方法A) 泡を含有し圧力P0の雰囲気下に存在していた溶融ガラスを、i=1〜nかつn≧2として、温度Ti、雰囲気圧力PAiの条件(ただし、i≠jのとき(Ti、PAi)≠(Tj、PAj)、かつ、任意のiに対してTi≠Tjとなるjが存在する。)に保持して該泡の半径rの時刻t≧0における時間変化の測定Miを行い、Miによって得られたrの時間変化が下記式1に適合するようにa、PEおよびαを決定する。
IPC (1件):
C03B 5/225 ( 200 6.01)
FI (1件):
C03B 5/225

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